こんにちは!
前回のステイゴールドに引き続き今回もハイスタの曲を通じて音楽の勉強をしてみましょう。
僕のようにパンクから入ったギタリストやバンドマンのみなさんは音楽の知識なんかいいからとにかくうおーって感じでギター弾いてバンドやりたいと思うんですが
少しでも知識をつけとくといろいろ役立つことも多いので日本のパンクレジェンド
Hi-STANDARDの名曲『MOSH UNDER THE RAINBOW』で今回も音楽のこと学んでいきましょう!
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曲のkey
この曲はkeyがCメジャーです!
調号は何も無し。
#や♭はどこにもつきません。
わかりやすくてありがたいですね!
キーCのダイアトニックコードを見ていきましょう。
- Cのダイアトニックコード
C△7 Dm7 Em7 F△7 G7 Am7 Bm7♭5
3和音でいうと
C Dm Em F G Am Bm
ですね!
今回もこれをローマ数字で表したディグリーネームでも見ておきましょう。
I△7 IIm7 Ⅲm7 Ⅳ△7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7♭5
各コードを役割ごとにまとめると
- トニック
I△7 Ⅲm7 Ⅵm7
- サブドミナント
IIm7 Ⅳ△7
- ドミナント
Ⅴ7 Ⅶm7♭5
ここにはないコードを使うことで曲にスパイスが加えられていくようなイメージというのはステイゴールドの時もやりましたね!
では各セクション毎にコード進行を見ていきましょう。
イントロ
C A / Dm G / C A / Dm G
ⅥmのAがメジャーになってますね!
これはDmにドミナントモーションするためのセカンダリードミナントですね。
イントロのタラララララ タラララララ♪♪〜
の印象的なギターリフのこのAメジャーの3rdの音、ド#の音がクセになる感じというか
僕は好きなところです♪
Aメロ
C Am / Dm G / C Am / Dm G
C Am / Dm G / C Fm / C G
C Am / Dm G / C Am / Dm G
C Am / Dm G / C Fm / C C7
AメロではイントロではAメジャーだったところがダイアトニックコードの通りAmに戻り
流れるようなメロディーに合っていますね〜
そしてノンダイアトニックコードでまず出てくるのがFm。
これはサブドミナントマイナーというやつですね!
同主張のkey Cmから一時的に借りてきた形です。
このサブドミナントマイナーがなんかホワッ(語彙力)としたような雰囲気を出すコードですごく良いですよね。
そして最後にC7が出てきて次のBメロの頭のコードFメジャーに向かうドミナントモーションのセカンダリードミナントになってますね。
Bメロ
F / Fm / C / C7
F / Fm / G / G
サブドミナント→サブドミナントマイナー
セカンダリードミナント
をここでおさらい!
サビ〜ギターソロ
C A / Dm G / C A / Dm G /
C A / Dm G / F / Fm
ここはほぼイントロと同じですね!
イントロでおさらい!
そして同じように2番のサビまで進みその後
待ってましたのギターソロ!
コード進行はイントロと同じです。
ブルージーでかっこいいソロですよね。
Cマイナーペンタで始まりCメジャースケールを基本としながらも
Aメジャーとなっていることでコードに合わせてAの3rdがメジャー3rdになってて渋いです!
健さんのブルージーなソロたまんないですね。
そしてソロの後はひたすらサビが続いて終わります。
3連のリズムや7thコードの効いたロックンロールでハッピーな名曲中の名曲ですね!
ハイスタのセンスホンマ最高です。
今回も勉強になりました!
読んでいただきありがとうございました。
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