子どもと楽しくギターと英語の練習をしよう

ギターのこと

こんにちは。

今回は子どもにギターを教えたいけど何から教えたらいいか迷っているという方達に『Old MacDonald Had a Farm』(ゆかいな牧場)をおすすめしていきたいと思います。

日本でもよく知られているアメリカの童謡ですね。

この曲はメロディーをほとんど開放弦だけで弾けてしまうので、手が小さく、まだ押弦するのが難しい子供たちでも弾きやすい曲です。

使うコードも3つだけ。そして歌詞は日本語訳もありますが、今回はついでに英語の勉強もするため英語バージョンで見ていきましょう!

歌詞

Old Macdonald had a farm, E-I-E-I-O
And on his farm he had some chicks, E-I-E-I-O
With a “chick-chick” here and a “chick-chick” there
Here a “chick” there a “chick”
Everywhere a “chick-chick”
Old Macdonald had a farm, E-I-E-I-O

<和訳>

マクドナルド爺さんの 牧場で
イーアイ イーアイ オー
牧場で飼っているヒヨコたち
イーアイ イーアイ オー
チッチッチッ ほら チッチッチッ
あっちもこっちも どこでもチッチッ
マクドナルド爺さんの 牧場で
イーアイ イーアイ オー

このような歌詞です。

Chick(ヒヨコ)の部分がDuck(アヒル)に変わったりCow(牛)に変わり、鳴き声も変化しながら2番、3番へと曲は続いていきますが、メロディーはずっと一緒です。

なので子供と一緒に覚えて歌って楽しみやすい曲になっています。動物のマネをしながら歌うのも楽しいです。

英語で動物の名前を覚えたり、合わせてその動物の鳴き声を英語ではどう表現するのかも知れたり、英語に触れながら楽しめる曲です。

英語で歌うのは発音も良くなるし、いいことだらけ。

譜面

こちらはこの曲のTAB付き譜面です。

メロディー

TABをご覧の通り、メロディーの部分はほとんど開放弦のみで弾いていけます。押弦する必要があるのも4弦2フレット3弦2フレットのみ。

これなら初めてギターを触る子供にも分かりやすいですよね。

まずはTAB譜の見方を教えながら

(例えば1小節目は始めは3弦の開放、次に4弦、その後4弦2Fを押さえて、といった様に)

ひとつひとつ鳴らしてみてもらいましょう。

始めは人差し指しか使えなくても構いません。

まずはギターに触ることにゆっくり慣れていきましょう。

コード

この曲に出てくるコードは3つ。GとCとD7ですね。

この3つさえ鳴らすことが出来れば!歌いながらコードをジャカジャカ、弾き語りが出来ちゃいます。

しかし初心者さんや、ましてや子供となるとコードを押さえるのはなかなか大変です。

どのコードも押さえるには指を3本使う必要があります。

なので今回はこれをさらに簡単に。指2本で押さえるバージョンを紹介します。

まずはG→G6に。

そしてC→CM7

そしてD7→Dadd9。

こうすることでどのコードも押さえるのは指2本だけ。このコードでもちゃんとそれらしくなるので大丈夫ですよ。

※左隣に✖️印のついている弦は出来るだけ鳴らさないように注意しながら弾いた方が、曲に合ったコードに聴こえますよ。(最初はあまり気にせず、とにかく押さえて鳴らしてみましょう。)

小さい子供にギターを教える際の工夫

  1. リズム感を育てる: 手をたたいたり、足を鳴らしたりしてリズム遊びから始める。
  2. 短い時間で楽しく: 子どもは集中力が短いので、15~20分程度の短い練習を複数回行う。
  3. おもちゃ感覚を取り入れる: ギターにシールを貼るなどして、どの弦やフレットを押さえるべきか視覚的に分かりやすくする。
  4. 褒める: 少しでもうまくいったら、たくさん褒めてやる気を引き出す。

未就学児にとって、音楽は「楽しい!」が最優先です。無理なく楽しみながら学べる環境を整えると良いですね。

子ども達にとってギターって結構ハマるまでが難しいなぁ〜という印象があります。

例えばピアノやドラムってとりあえず鍵盤や太鼓を叩けば音が鳴るのでなんとなくでもやってる感を感じられるとは思うんですが、ギターの場合弦を押さえるのは左手で鳴らすのは右手なので(右利きの場合)どちらかがうまくいかないと音が鳴らない。

なので子ども達からすると音が鳴らないと退屈ですぐに飽きてしまうというパターンが多いです。

ギターを始める時にまずやってみることとしてオープンコードを押さえるというのが一般的ですが、指を2、3本も使ってそのどれもしっかり押弦していくというのは子どもにとってはかなりハードルが高いものです。

いきなりそんなハードルの高いものに挑戦して上手くいかず、ギターなんて嫌い!となられてしまってはとても悲しいので、ギターをまずはなんとなくでもおもしろい、楽しいものだと思ってもらえることが最優先だと思います。

大半の子どもが知っていて、なるべく簡単に弾ける曲で成功体験を積み重ね、ギターを好きになりながら、段々と押弦することやピックを持つことなんかに慣れていってからコードの練習等に入っていくのが良いかと思います。

子供たちがギターを弾いて楽しんでもらえると、パパ、ママも嬉しいですよね

子供と共通の趣味が持てると幸せです。小学生になった頃にはスーパースターになるかも。

英語の曲の練習は音楽的にも語学的にも学びになり、親子で楽しみながら勉強にもなります。

『英語のうた うたえるBOOK』など、このような歌の流れる本が家にあると小さな頃から子供も英語の童謡を聴き、親も曲を知ることができるので、次はこの曲をやってみよう!となりやすくておすすめです。

Amazon.co.jp

参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント