天体観測のギターは初心者でも弾ける?イントロ・コード・サビの弾き方を解説

ギターのこと

こんにちは。

今回はBUMP OF CHICKENの名曲『天体観測』のギターの弾き方について、初心者向けに解説していきます。

『天体観測』といえば、ギターを始めた人なら一度は弾いてみたい定番曲のひとつではないでしょうか。

印象的なイントロ、Aメロのコードストローク、Bメロのクリーントーンによるアルペジオや単音フレーズ、サビで登場するチョーキングなど、さまざまなギター奏法を楽しめる曲です。

一見すると難しそうですが、コード弾きに関しては、難しいバレーコードを使わずに演奏できます。

例えば、コード譜によってはBmと表記される部分もありますが、『天体観測』ではD/Bのフォームを使うことで、Dコードに近い押さえ方で弾くことができます。

そのため、コードストロークを中心に弾くのであれば、ギター初心者にも比較的取り組みやすい曲です。

ただし、イントロやBメロ、サビの細かいギターフレーズまで原曲に近づけようとすると、複音、オクターブ奏法、ハンマリング、スライド、チョーキングなども登場します。

この記事では、まずコードで簡単に弾く方法を紹介し、その後に原曲らしいフレーズへ段階的に挑戦できるように解説していきます。

  1. 天体観測はギター初心者でも弾ける?
  2. 原曲に合わせるなら半音下げチューニングが基本
    1. レギュラーチューニングのまま練習してもOK
    2. 半音下げにはクリップチューナーがあると便利
  3. 天体観測で主に使うコード
    1. Dコードの押さえ方
    2. Gコードの押さえ方
    3. Aコードの押さえ方
  4. まずはコードだけで1曲の流れを覚えよう
    1. ストロークのコツ
  5. イントロは初心者には少し難しい
  6. イントロはまず弦1本バージョンからでOK
      1. イントロ・弦1本簡単バージョン
  7. 慣れてきたら複音フレーズにも挑戦
      1. イントロ・複音バージョン
  8. イントロ後半のオクターブ奏法も印象的
      1. イントロ後半・オクターブ奏法フレーズ
  9. 歌に入る直前の単音ブリッジフレーズ
      1. 歌前ブリッジフレーズ
  10. イントロ練習のおすすめ順番
  11. Aメロは簡単なコードストロークから始めよう
    1. ストロークのコツ
  12. Bメロはクリーントーンのアルペジオと単音フレーズがポイント
      1. ハンマリングの弾き方
      2. スライドの弾き方
    1. Bメロはクリーントーンで弾こう
  13. サビはまずコードストロークでOK
  14. サビのリードフレーズにも挑戦しよう
    1. チョーキングは音程を意識しよう
  15. 音作りはクリーンとドライブの切り替えが大事
  16. エフェクターは必要?
  17. アコギで弾く場合のポイント
  18. エレキで弾く場合のポイント
  19. カポは必要?
  20. 初心者がつまずきやすいポイント
    1. 半音下げチューニングが分からない
    2. オンコードが鳴らない
    3. コードチェンジが間に合わない
    4. イントロの複音がきれいに鳴らない
    5. オクターブ奏法で余計な音が鳴る
    6. Bメロの音が濁る
    7. ハンマリングの音が小さい
    8. スライドの途中で音が消える
    9. チョーキングの音程が合わない
  21. おすすめの練習順
  22. 天体観測の練習にあると便利なもの
  23. まとめ:天体観測はバレーコードなしで弾ける
  24. 関連記事
  25. おすすめアイテム
    1. 半音下げに便利なクリップチューナー
    2. 自宅練習に使いやすい小型アンプ
    3. クリーンとドライブを切り替えるオーバードライブ
    4. さまざまな音色を試せるマルチエフェクター
    5. アコギが押さえにくい場合は細めの弦もおすすめ

天体観測はギター初心者でも弾ける?

結論から言うと、『天体観測』はギター初心者でも弾けます。

特にコードストロークを中心に弾く場合は、バレーコードを使わずに演奏できるため、比較的挑戦しやすい曲です。

主に使うコードフォームは以下です。

・D
・G
・A

Bmなどのバレーコードも登場しますが、この曲では一般的なバレーコードを使わず、D主体のオンコードの形を使うことで、左手の負担をかなり減らすことができます。

一方で、原曲に近いギターアレンジには以下のような奏法が登場します。

・2弦と3弦を使った複音フレーズ
・オクターブ奏法
・単音フレーズ
・コードストローク
・アルペジオ
・ハンマリング
・スライド
・チョーキング
・クリーンとドライブの音色切り替え

さまざまなテクニックが使われていますが、極端に速いフレーズはそれほど多くありません。

そのため、各パートを分けてゆっくり練習すれば、初心者でも少しずつ原曲に近づけていくことができます。

原曲に合わせるなら半音下げチューニングが基本

『天体観測』を原曲に合わせて弾きたい場合は、基本的に半音下げチューニングにします。

通常のギターチューニングは以下です。

6弦:E
5弦:A
4弦:D
3弦:G
2弦:B
1弦:E

半音下げチューニングでは、すべての弦を半音ずつ下げます。

6弦:E♭
5弦:A♭
4弦:D♭
3弦:G♭
2弦:B♭
1弦:E♭

また、チューナーによっては以下のように表示されることもあります。

6弦:D#
5弦:G#
4弦:C#
3弦:F#
2弦:A#
1弦:D#

E♭とD#は表記が違うだけで、同じ音です。

半音下げチューニングにすることで、ギターの押さえ方はDキーの形で弾きながら、実際に鳴る音は半音低くなります。

そのため、原曲のD♭の響きに合わせやすくなります。

レギュラーチューニングのまま練習してもOK

コードの形やギターフレーズを練習するだけであれば、必ず半音下げにする必要はありません。

目的によって、以下のように使い分けると分かりやすいです。

原曲音源と一緒に弾きたい
→ 半音下げチューニング

ライブやバンドで原曲キーに合わせたい
→ 半音下げチューニング

コードフォームやフレーズだけ練習したい
→ レギュラーチューニングでもOK

弾き語りで自分の声に合わせたい
→ 自分の歌いやすいチューニングやキーでOK

レギュラーチューニングのままDキーのフォームで弾くと、原曲より半音高くなります。

そのため原曲音源とは合いませんが、コードチェンジやストロークの練習には問題ありません。

半音下げにはクリップチューナーがあると便利

半音下げチューニングをする場合、チューナーは必須です。

耳だけで半音下げにするのは、初心者にはかなり難しいです。

特に原曲に合わせて弾きたい場合、チューニングがズレているとかなり違和感が出ます。

ギター初心者の方は、まずクリップチューナーを1つ持っておくのがおすすめです。

YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー

クリップチューナーはギターのヘッドに取り付けて使うタイプのチューナーです。

自宅練習でも、ライブでも、弾き語りでも使いやすいので、1つ持っておくとかなり便利です。

天体観測で主に使うコード

半音下げチューニングでDキーの形として弾く場合、主に使うコードは以下です。

D
G
A

この3つを中心に覚えると、『天体観測』の雰囲気を出しやすくなります。

まずはこの3つを中心に練習すると良いでしょう。

Dコードの押さえ方

Dコードは、ギター初心者が最初の方に覚える基本コードです。

押さえ方は以下です。

1弦:2フレット
2弦:3フレット
3弦:2フレット
4弦:開放
5弦:弾かない
6弦:弾かない

Dコードは1弦から4弦までを中心に鳴らします。

5弦や6弦を強く鳴らすと音が濁りやすいので、最初は右手で弾く弦にも注意しましょう。

Gコードの押さえ方

Gコードもギターではかなりよく使うコードです。

押さえ方はいくつかありますが、初心者の方は以下の形から始めると良いと思います。

6弦:3フレット
5弦:2フレット
4弦:開放
3弦:開放
2弦:開放
1弦:3フレット

Gコードは音に広がりが出やすく、アコギでジャカジャカ弾くと気持ち良いコードです。

『天体観測』のような勢いのある曲でも、Gコードをしっかり鳴らせると雰囲気が出ます。

Aコードの押さえ方

Aコードも頻出コードです。

押さえ方は以下です。

5弦:開放
4弦:2フレット
3弦:2フレット
2弦:2フレット
1弦:開放
6弦:弾かない

Aコードは2フレットに指が集まるため、最初は少し窮屈に感じるかもしれません。

指先を立てるようにして押さえると、音が鳴りやすくなります。

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まずはコードだけで1曲の流れを覚えよう

『天体観測』にはさまざまなギターフレーズが登場しますが、最初からすべて弾く必要はありません。

まずはD、G、Aなどを使ったコードストロークだけで、曲の流れを覚えましょう。

コードチェンジが安定してきたら、イントロやBメロ、サビのフレーズを少しずつ加えていくのがおすすめです。

初心者の方は、次の順番で進めると挫折しにくいです。

  1. コードフォームを覚える
  2. コードチェンジを練習する
  3. Aメロとサビをコードストロークで弾く
  4. イントロの簡単バージョンに挑戦する
  5. Bメロのアルペジオを練習する
  6. 原曲に近い細かいフレーズを加える

ストロークのコツ

『天体観測』は、右手のストロークもかなり大事です。

ただコードを押さえるだけではなく、勢いよくジャカジャカ弾くことで曲の雰囲気が出ます。

初心者の方は、まずダウンストローク中心で弾いてみましょう。

慣れてきたら、以下のようなストロークに挑戦してみると良いです。

ダウン ダウンアップ ダウンアップ ダウンアップ

記号で書くと、以下のようなイメージです。

↓ ↓↑ ↓↑ ↓↑ 

最初は細かいリズムを完璧にしようとしなくても大丈夫です。

まずは曲に合わせて止まらずに弾くことを優先しましょう。

イントロは初心者には少し難しい

『天体観測』のイントロは、とても印象的なギターフレーズです。

このイントロが弾けると、一気に「天体観測を弾いている感」が出ます。

ただし、初心者にとっては少し難しい部分でもあります。

イントロ全体は、大きく分けると以下のような流れになっています。

・2弦と3弦を使った複音フレーズ
・その直後に続くオクターブ奏法のフレーズ
・歌に入る直前の単音ブリッジフレーズ

最初の複音フレーズは、『天体観測』らしいキラッとした響きが特徴です。

その後に続くオクターブ奏法の部分は、イントロの勢いを一気に高めてくれる印象的なフレーズです。

さらに、歌に入る直前には2小節ほどの単音フレーズがあり、イントロからAメロへ入るための橋渡しのような役割をしています。

つまり、イントロはただ1つのフレーズを繰り返しているだけではなく、

複音フレーズ

オクターブ奏法

単音ブリッジフレーズ

歌に入る

という流れで作られています。

この構成を知っておくと、イントロ全体をかなり整理して練習しやすくなります。

イントロはまず弦1本バージョンからでOK

初心者の方は、最初から2弦と3弦を同時に鳴らす複音フレーズに挑戦しなくても大丈夫です。

まずは、イントロのメロディの動きだけを弦1本で弾く簡単バージョンから始めましょう。

弦1本バージョンにすることで、左手の動きがかなり分かりやすくなります。

右手も1本の弦だけを狙えばいいので、ピッキングの難易度も下がります。

もちろん、原曲のような音の厚みは少し減ります。

しかし、まずは「イントロのメロディの流れを覚える」という意味では、弦1本バージョンはかなりおすすめです。

イントロ・弦1本簡単バージョン

弦1本バージョンを練習するときのポイントは以下です。

・まずはかなりゆっくり弾く
・音を1つずつハッキリ鳴らす
・右手は同じ弦を安定してピッキングする
・フレット移動を焦らない
・慣れてきたら少しずつテンポを上げる

1本の弦だけでも、リズムや音の動きを意識すれば、かなり『天体観測』らしさは出せます。

まずはこの簡単バージョンで、イントロの流れをつかみましょう。

慣れてきたら複音フレーズにも挑戦

弦1本バージョンに慣れてきたら、次は2弦と3弦を使った複音フレーズにも挑戦してみましょう。

複音(ダブルストップ)とは、2つの音を同時に鳴らす弾き方のことです。

『天体観測』のイントロでは、2弦と3弦を使った複音フレーズが印象的です。

複音で弾くと、音に厚みが出て、より原曲に近い雰囲気になります。

『天体観測』のイントロらしいキラッとした感じは、この複音フレーズによってかなり出しやすくなります。

ただし、最初から完璧に鳴らそうとしなくて大丈夫です。

まずは2本の弦を同時に鳴らす感覚に慣れることが大切です。

イントロ・複音バージョン

複音フレーズを弾くときのポイントは以下です。

・2弦と3弦だけを狙って弾く
・不要な弦を鳴らさない
・2つの音を同じタイミングで鳴らす
・指を寝かせすぎない
・最初はテンポを落として練習する

弦1本バージョンに比べると少し難しくなりますが、弾けるようになると一気に原曲っぽさが増します。

まずは弦1本。

慣れたら複音。

この順番で練習するのがおすすめです。

イントロ後半のオクターブ奏法も印象的

複音フレーズの直後には、オクターブ奏法で演奏する部分があります。

このオクターブ奏法の部分も、『天体観測』のイントロではかなり印象的です。

オクターブ奏法とは、同じ音名の低い音と高い音を同時に鳴らす奏法です。

例えば、低いDと高いDを同時に鳴らすようなイメージです。

1音だけで弾くよりも音に厚みが出て、メロディ感もありつつ、ロックらしい力強さも出せます。

『天体観測』のイントロでは、このオクターブ奏法の部分が4小節ほどあり、曲の始まりの勢いを作る重要なポイントになっています。

ただし、オクターブ奏法は初心者にとって少し難しいです。

理由は、鳴らしたい2本の弦だけをきれいに鳴らし、間の弦や余計な弦をミュートする必要があるからです。

そのため、最初から完璧に弾こうとしなくても大丈夫です。

まずはルート音だけを弦1本で弾く簡単バージョンから始めてもOKです。

慣れてきたら、オクターブの形にして弾いてみましょう。

イントロ後半・オクターブ奏法フレーズ

初心者向けには、以下のような段階で練習すると分かりやすいです。

・まずは弦1本でメロディだけ弾く
・慣れてきたらオクターブ奏法にする
・不要な弦をミュートする
・右手は勢いよく弾きすぎず、狙った弦を鳴らす
・テンポを落として練習する

オクターブ奏法は、弾けるようになると一気にロックっぽさが出ます。

『天体観測』のイントロを原曲っぽく弾きたい方は、ぜひ挑戦してみてください。

歌に入る直前の単音ブリッジフレーズ

イントロの最後には、歌に入る直前の単音フレーズがあります。

この部分は2小節ほどの短いフレーズですが、イントロから歌へ入るための橋渡しのような役割をしています。

ここでは複音やオクターブ奏法ほど音の厚みはありませんが、曲の流れを作るうえではかなり大事な部分です。

この単音ブリッジフレーズを弾けると、イントロからAメロへの入り方がかなり自然になります。

「イントロは弾けたけど、歌に入る前がなんとなくつながらない」

という場合は、このブリッジ部分を練習してみると良いです。

歌前ブリッジフレーズ

このフレーズを練習するときのポイントは以下です。

・1音ずつハッキリ鳴らす
・リズムが走らないようにする
・次の歌い出しに自然につなげる
・原曲よりゆっくりのテンポから始める

この部分は短いですが、イントロ全体の締めとしてかなり重要です。

「イントロをそれっぽく弾きたい」という方は、複音フレーズだけでなく、オクターブ奏法と単音ブリッジ部分まで練習しておくと良いです。

イントロ練習のおすすめ順番

『天体観測』のイントロは、最初から全部を完璧に弾こうとすると難しく感じやすいです。

初心者の方は、以下の順番で練習するのがおすすめです。

  1. 弦1本でイントロのメロディを弾く
  2. 2弦と3弦の複音フレーズに挑戦する
  3. オクターブ奏法の部分を弦1本で確認する
  4. 慣れてきたらオクターブ奏法で弾く
  5. 歌前の単音ブリッジフレーズを練習する
  6. イントロ全体をつなげる

この順番で練習すると、かなり整理しやすくなります。

イントロは、

複音フレーズ

オクターブ奏法

単音ブリッジフレーズ

という流れになっているので、パーツごとに分けて練習するのが大切です。

Aメロは簡単なコードストロークから始めよう

『天体観測』のAメロは、コードストローク中心です。

Aメロは、まず曲の流れをつかむことが大切です。

コードを押さえて、リズムに合わせて弾けるようになることを優先しましょう。

コード進行は D / D / Bm7 / Bm7 / A / A / G / G / です。

最初はダウンストロークだけでも大丈夫です。

慣れてきたら、アップストロークを混ぜてリズムに動きを出していきましょう。

Aメロを練習するときのポイントは以下です。

・まずはコードチェンジを止めない
・最初はダウンストローク中心で弾く
・慣れてきたらアップストロークを混ぜる
・歌いながら弾く場合は、右手を止めない意識を持つ

Aメロが安定すると、曲全体を通して弾く感覚がかなりつかみやすくなります。

ストロークのコツ

『天体観測』は、右手のストロークもかなり大事です。

ただコードを押さえるだけではなく、勢いよくジャカジャカ弾くことで曲の雰囲気が出ます。

初心者の方は、まずダウンストローク中心で弾いてみましょう。

慣れてきたら、以下のようなストロークに挑戦してみると良いです。

ダウンアップ ダウンアップ ダウンアップ ダウンアップ

記号で書くと、以下のようなイメージです。

↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑

最初は完璧にしようとしなくても大丈夫です。

まずは曲に合わせて止まらずに弾くことを優先しましょう。

Bメロはクリーントーンのアルペジオと単音フレーズがポイント

Bメロでは、Aメロのコードストロークから雰囲気が変わり、クリーントーンに近いギターサウンドが印象的になります。

一見するとアルペジオが主体のパートですが、コードを単純に1本ずつ鳴らしているだけではありません。

ハンマリングやスライドを交えた単音の動きもあり、アルペジオと単音フレーズが混ざったようなアレンジになっています。

この部分は、速弾きのような難しいフレーズではありません。

ただし、1音ずつきれいに鳴らしながら、ハンマリングやスライドの音を自然につなげる必要があります。

ハンマリングの弾き方

ハンマリングとは、ピッキングしたあとに、左手の指で弦を叩くように押さえて次の音を鳴らす奏法です。

例えば、あるフレットの音をピッキングしたあと、同じ弦の高いフレットを左手の指で強めに押さえます。

右手で2回ピッキングせず、左手の動きだけで次の音を出すのがポイントです。

音が小さくなってしまう場合は、左手の指先で弦を素早く押さえましょう。

スライドの弾き方

スライドとは、弦を押さえたまま指を横に移動させ、音程をなめらかにつなげる奏法です。

移動中に指の力を抜きすぎると音が途切れます。

反対に力を入れすぎると、指が動かしにくくなります。

最初は短い距離から練習し、音が途切れずにつながる力加減を探しましょう。

Bメロはクリーントーンで弾こう

Bメロでは、音色も重要です。

Aメロやサビではドライブ感のある音が使われていますが、Bメロではクリーントーンに切り替わり、曲の雰囲気が落ち着きます。

このクリーンとドライブの切り替わりも、『天体観測』の特徴のひとつです。

歪みが強すぎると、アルペジオやハンマリング、スライドの音が重なって濁りやすくなります。

まずはアンプのクリーンチャンネルで練習しましょう。

サビはまずコードストロークでOK

サビでは、さまざまなギターフレーズが重なっています。

すべてを最初から再現しようとすると情報量が多くなるため、初心者の方は、まずコードストロークだけで弾くのがおすすめです。

Aメロよりも少し強めにストロークし、音量やリズムに変化をつけると、サビらしい盛り上がりを作れます。

サビを練習するときのポイントは以下です。

・Aメロよりも少し強く弾く
・コードチェンジのたびに右手を止めない
・Bm7 (D/B)のベース音を意識する
・最初は原曲より遅いテンポで練習する
・歌いながら弾く場合はコードを優先する

サビのリードフレーズにも挑戦しよう

コードストロークに慣れてきたら、サビの中に登場するリードフレーズにも挑戦してみましょう。

『天体観測』には極端に速いフレーズはそれほど多くないため、1音ずつ確認しながら練習すれば、初心者でも取り組みやすい部分があります。

最初からサビのすべてのフレーズを覚える必要はありません。

特に印象的な部分を1つ選んで、コード演奏の間に入れてみるだけでも原曲らしさが増します。

ここでは4小節コード弾き、4小節リード、また4小節はコード弾き、ラスト6小節はリードで挑戦してみましょう。

チョーキングは音程を意識しよう

サビには、チョーキングを使ったフレーズも登場します。

チョーキングとは、押さえた弦を上方向や下方向へ動かして音程を上げる奏法です。

ギターらしい感情のある音を出せる一方で、上げる音程が足りなかったり、上げすぎたりすると不安定に聞こえます。

まずは、チョーキング後に出したい音を通常のフレットで確認しましょう。

その音を覚えてからチョーキングすると、正しい音程に合わせやすくなります。

チョーキングを練習するときのポイントは以下です。

・薬指だけでなく中指も添えて弦を持ち上げる
・手首を回すようにして弦を動かす
・チョーキング後の音程を確認する
・最初はフレーズではなく1音だけ練習する
・力を入れすぎて手を痛めないようにする

音作りはクリーンとドライブの切り替えが大事

『天体観測』は、ずっと同じ歪みで押し切る曲ではありません。

Aメロやサビではドライブ感のあるギターサウンドが使われ、Bメロではクリーントーンが入ります。

この音色の切り替わりが、曲の雰囲気を作る大きなポイントです。

歪ませすぎると、コードやアルペジオの音が濁りやすくなります。

『天体観測』は、パワーコードで押し切るような太いロックというよりも、複音、オクターブ奏法、アルペジオ、単音フレーズなどの細かいギターアレンジが魅力の曲です。

そのため、音作りも歪ませすぎず、フレーズの輪郭が分かるくらいにしておくと弾きやすいです。

エフェクターは必要?

初心者の方が自宅で練習するだけなら、エフェクターは必須ではありません。

アンプのクリーンチャンネルとドライブチャンネルを切り替えられるなら、それだけでも十分に練習できます。

ただし、クリーンとドライブを足元で切り替えたい場合や、原曲っぽい雰囲気を出したい場合は、エフェクターがあると便利です。

まず試しやすいのは、オーバードライブです。

アンプのクリーン音を基本にして、Aメロやサビでオーバードライブをオンにすると、曲の雰囲気を出しやすくなります。

また、いろいろな音色を試したい方には、マルチエフェクターもおすすめです。

マルチエフェクターなら、クリーン、クランチ、オーバードライブ、ディレイ、リバーブなどを1台で試すことができます。

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BOSS ( ボス ) / GX-1 Guitar Effects Processor

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最初から高価な機材をそろえる必要はありません。

まずは今あるアンプでクリーンとドライブの違いを試してみるだけでも、かなり勉強になります。

アコギで弾く場合のポイント

アコギで『天体観測』を弾く場合は、コードストロークを中心に練習するのがおすすめです。

アコギで弾く場合のポイントは以下です。

・原曲に合わせるなら半音下げチューニングにする
・まずはD、G、Aを覚える
・Bm、F#mはオンコードでOK
・最初はダウンストローク中心で弾く
・慣れたらアップストロークを入れる
・原曲よりゆっくりのテンポから始める

アコギの場合、エレキよりも弦を押さえる力が必要になることがあります。

手が痛くなる場合は、無理に長時間練習せず、短い時間で区切って練習しましょう。

また、初心者の方には弦の太さを少し細めにするのもおすすめです。

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エレキで弾く場合のポイント

エレキギターで弾く場合は、イントロの複音フレーズ、オクターブ奏法、Bメロのアルペジオ、サビの単音フレーズなどに挑戦すると、より原曲らしい雰囲気に近づきます。

エレキで弾く場合のポイントは以下です。

・イントロの複音フレーズに挑戦する
・オクターブ奏法を覚える
・Bメロはクリーントーンで
・サビはコードストロークから始める
・余裕があれば単音フレーズやチョーキングに挑戦する
・歪みすぎない音作りにする
・音色の切り替えも意識する

『天体観測』は、パワーコードで押し切るタイプの曲ではありません。

そのため、エレキで弾く場合も、ただ強く歪ませるのではなく、コードやフレーズの輪郭が分かる音作りを意識すると良いです。

小型アンプでも十分に練習できます。

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BOSS ( ボス ) / KATANA-MINI ギターアンプ

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カポは必要?

原曲に合わせて半音下げチューニングで弾く場合、基本的にカポは必要ありません。

ただし、弾き語りで自分の声に合わせてキーを変更したい場合は、カポがあると便利です。

コードフォームを大きく変えずにキーを上げられるため、他の曲でも活用できます。

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初心者がつまずきやすいポイント

半音下げチューニングが分からない

半音下げチューニングは、すべての弦を通常より半音低くするチューニングです。

クリップチューナーやチューナーアプリを使えば、初心者でも合わせられます。

原曲と合わせるときだけ半音下げにし、普段の練習はレギュラーチューニングで行っても構いません。

オンコードが鳴らない

例えばD/Bでは、5弦2フレットのB音が重要です。

Dコードのフォームを保ちながら5弦を追加するため、最初は指が窮屈に感じるかもしれません。

1本ずつ音を鳴らし、5弦がきちんと鳴っているか確認しましょう。

コードチェンジが間に合わない

コードチェンジが難しい場合は、2つのコードだけを繰り返して練習しましょう。

曲に合わせる前に、コードだけを一定のリズムで切り替える練習が効果的です。

イントロの複音がきれいに鳴らない

複音フレーズでは、2弦と3弦を同じタイミングで鳴らす必要があります。

最初は弦1本バージョンでメロディを覚え、その後に複音へ移行しましょう。

オクターブ奏法で余計な音が鳴る

オクターブ奏法では、間の弦を左手でミュートする必要があります。

押さえた指を少し寝かせ、不要な弦に軽く触れると余計な音を防げます。

Bメロの音が濁る

Bメロでは、歪みを減らしてクリーントーンで練習しましょう。

1音ずつ鳴らし、前の音が必要以上に残っていないか確認します。

ハンマリングの音が小さい

ハンマリングでは、左手の指をゆっくり置くのではなく、指先で素早く弦を押さえます。

アンプの音量を上げる前に、左手だけでしっかり音が出るように練習しましょう。

スライドの途中で音が消える

スライド中に指の力を抜きすぎると、音が途切れます。

弦を押さえた状態を保ちながら、目的のフレットまで指を移動させましょう。

チョーキングの音程が合わない

チョーキング後に出したい音を、通常のフレットで先に鳴らして確認しましょう。

その音を耳で覚えてから弦を持ち上げると、正しい音程に合わせやすくなります。

おすすめの練習順

初心者の方は、以下の順番で練習するのがおすすめです。

  1. D、G、Aを覚える
  2. コードチェンジだけを練習する
  3. Aメロをコードストロークで弾く
  4. サビをコードストロークで弾く
  5. イントロを弦1本で弾く
  6. 2弦と3弦の複音に挑戦する
  7. オクターブ奏法を練習する
  8. 歌前の単音ブリッジを練習する
  9. Bメロを簡単なアルペジオで弾く
  10. ハンマリングとスライドを加える
  11. サビの単音フレーズを練習する
  12. チョーキングに挑戦する
  13. クリーンとドライブを切り替える

最初からすべてを弾く必要はありません。

コードストロークだけでも1曲を楽しめます。

「今日はイントロだけ」「今日はBメロだけ」というように、パートを分けて練習しましょう。

天体観測の練習にあると便利なもの

『天体観測』を練習するときに、あると便利なものは以下です。

・クリップチューナー
・ピック
・メトロノーム
・小型ギターアンプ
・オーバードライブ
・マルチエフェクター
・替え弦
・必要に応じてカポ

最初に用意したいのは、チューナーとピックです。

エレキギターで音色の切り替えまで楽しみたい場合は、アンプやエフェクターも少しずつ追加していきましょう。

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まとめ:天体観測はバレーコードなしで弾ける

今回は、BUMP OF CHICKENの『天体観測』のギターの弾き方について解説しました。

原曲に合わせて弾く場合は、基本的に半音下げチューニングにします。

半音下げにすることで、実際にはD♭の響きになりますが、ギターではDキー周辺の押さえやすいフォームを使うことができます。

初心者向けのコード弾きで主に使うフォームは、D、G、Aです。

コード譜によってBmやBm7と書かれる部分も、D/Bのフォームを使えば、難しいバレーコードを使わずに演奏できます。

そのため、『天体観測』はコードストロークだけであれば、ギター初心者にも比較的取り組みやすい曲です。

Aメロはコードストローク。

Bメロはクリーントーンによるアルペジオと、ハンマリングやスライドを交えた単音フレーズ。

サビはまずコードストロークで弾き、慣れてきたら単音フレーズやチョーキングに挑戦しましょう。

イントロは、弦1本の簡単バージョンから始めて、複音フレーズ、オクターブ奏法、歌前の単音ブリッジへと段階的に練習するのがおすすめです。

『天体観測』にはさまざまなギターテクニックが登場しますが、極端に速いフレーズはそれほど多くありません。

最初から完璧を目指さず、弾ける部分を少しずつ増やしていきましょう。

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