こんにちは。
今回は、ギター初心者の方に向けて、パワーコード中心で弾けるおすすめ曲を紹介します。
ギターを始めたばかりの頃って、C、G、F、Bなどのコードをきれいに鳴らすのがかなり難しいですよね。
僕自身も中学生の頃、最初はアコギを買ってもらったものの、基本的なコードが全然うまく押さえられず、一度ギターに挫折しました。
そんな自分が、エレキギターを手にして一気に楽しくなったきっかけが、パワーコードでした。
パワーコードは、普通のコードに比べると押さえる音が少なく、形もシンプルです。
それでいて、アンプで歪ませると一気にロックっぽい音になります。
「なんか自分、ギター弾けてるかも」
そう感じやすいのが、パワーコードの大きな魅力です。
今回は、そんなパワーコードを使って初心者でも楽しみやすい曲を10曲紹介します。
この記事で紹介する曲について
最初にひとつ注意点です。
この記事で紹介する曲は、すべてをパワーコードだけで完全再現できる曲という意味ではありません。
中には、イントロのリフや単音フレーズ、ブリッジミュート、アルペジオなどが入っている曲もあります。
ただし、曲の骨格となるバッキング部分やサビの勢いは、パワーコード中心でも十分楽しめる曲を選んでいます。
なので、最初から完コピを目指すというより、
まずはパワーコード中心の簡略版で1曲通して楽しむ
慣れてきたらリフや細かいフレーズに挑戦する
という流れがおすすめです。
初心者のうちは、完璧に弾くことよりも、1曲を最後まで弾けた感覚の方が大事です。
パワーコードとは?
パワーコードとは、主にルート音と5度の音だけで作られるシンプルなコードです。
通常のメジャーコードやマイナーコードのように、明るい・暗いを決める3度の音が入っていないため、シンプルで力強い響きになります。
ロック、パンク、メロコア、ハードロックなどでは定番中の定番です。
たとえば、6弦ルートのパワーコードなら、基本の形はこのようになります。

- 人差し指で6弦を押さえる
- 薬指または小指で5弦を押さえる
- 余計な弦は鳴らさない
この形を横にずらすだけで、いろいろなコードに対応できます。
こちらの記事で解説もしています。
パワーコード中心で弾ける曲おすすめ10選
それでは、パワーコード中心で楽しめるおすすめ曲を紹介していきます。
難易度は、初心者目線でざっくり分けています。
- ★★★★:初心者向け
- ★★★☆:初心者の次のステップ
- ★★☆☆:少し難しい
- ☆☆☆☆:中級者向け
小さな恋のうた / MONGOL800
初心者おすすめ度:★★★★
パワーコード再現度:★★★★
難しいポイント:コードチェンジのスピード、リズムの安定感
ギター初心者がパワーコードで最初に挑戦する曲として、かなりおすすめなのがMONGOL800の「小さな恋のうた」です。
この曲は、パワーコード中心でもかなり原曲の雰囲気を出しやすく、弾いていて楽しいです。
テンポは少し速めですが、コード進行自体は比較的シンプルなので、パワーコードの移動練習にぴったりです。
特にサビを弾けるようになると、かなり達成感があります。
「とにかく最初に1曲弾けるようになりたい」という人には、まずこの曲がおすすめです。
曇天 / DOES
初心者おすすめ度:★★★★
パワーコード再現度:★★★☆
難しいポイント:勢いのあるストローク、リズムのキレ
DOESの「曇天」も、パワーコード中心でロックっぽさを楽しみやすい曲です。
銀魂の主題歌としても有名で、知っている人も多いと思います。
この曲の魅力は、シンプルながら勢いのあるギターです。
難しいテクニックを詰め込むというより、リズムのノリや音の切り方でかっこよさを出すタイプの曲です。
初心者にとっては、パワーコードの移動だけでなく、右手のストローク練習にもなります。
「小さな恋のうた」の次に、もう少しロック感の強い曲を弾きたい人におすすめです。
リンダリンダ / THE BLUE HEARTS
初心者おすすめ度:★★★★
パワーコード再現度:★★★☆
難しいポイント:勢いを止めずに弾くこと
THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」は、初心者でもロックの楽しさを感じやすい定番曲です。
細かいことを気にしすぎるより、とにかく勢いよく弾くのが似合う曲です。
パワーコードでザクザク弾くだけでもかなり楽しく、バンドで合わせても盛り上がりやすいです。
ギターを始めたばかりの人にとって、こういう「弾いていて楽しい曲」はかなり大事です。
完璧な演奏を目指すというより、まずは曲に合わせて最後まで弾き切ることを目標にすると良いと思います。
STAY GOLD / Hi-STANDARD
初心者おすすめ度:★☆☆☆
パワーコード再現度:★☆☆☆
難しいポイント:イントロのリフ、テンポの速さ、ピッキングの安定感
Hi-STANDARDの「STAY GOLD」は、メロコア好きなら一度は弾いてみたい名曲です。
パワーコード中心でバッキング部分を弾くだけでも、かなりメロコアらしい勢いを感じることができます。
ただし、この曲を「パワーコードだけで簡単に弾ける曲」として紹介するのは少し注意が必要です。
というのも、STAY GOLDらしさを出すうえで重要なイントロや印象的なリフは、パワーコードだけでは再現しきれないからです。
また、テンポも速く、右手のピッキングにもある程度の安定感が必要になります。
そのため、この記事ではSTAY GOLDを、
パワーコードに慣れてきた人が、次のステップとして挑戦したい曲
として紹介します。
最初は完コピを目指さず、パワーコード中心のバッキングだけで曲の流れを楽しむ。
慣れてきたら、少しずつイントロやリフにも挑戦する。
この流れがおすすめです。
Hi-STANDARDが好きな人にとっては、練習のモチベーションがかなり上がる曲だと思います。
Dear My Friend / Hi-STANDARD
初心者おすすめ度:★★☆☆
パワーコード再現度:★★☆☆
難しいポイント:スピード感、細かいフレーズ、メロコア特有のノリ
Hi-STANDARDからもう1曲、「Dear My Friend」もおすすめです。
こちらもSTAY GOLDと同じく、パワーコード中心で曲の骨格を楽しめる部分は多いです。
ただし、こちらも完全に初心者向けの簡単な曲というよりは、パワーコードに少し慣れてきた人向けです。
Hi-STANDARDの曲は、ただコードを押さえるだけでなく、スピード感や右手のキレがとても大切です。
ブリッジミュートやアルペジオも多用されています。
パワーコード自体はシンプルでも、テンポについていくことや、音をきれいに切ることが意外と難しいです。
その分、弾けるようになったときの楽しさはかなり大きいです。
メロコアが好きな人は、「小さな恋のうた」などでパワーコードに慣れてから挑戦すると良いと思います。
スターフィッシュ / ELLEGARDEN
初心者おすすめ度:★★☆☆
パワーコード再現度:★★☆☆
難しいポイント:疾走感、コードチェンジ、曲のテンポ感
ELLEGARDENの「スターフィッシュ」も、パワーコード中心で楽しみやすい曲です。
エルレの曲は、ギター初心者にとって少し難しく感じる部分もありますが、パワーコードの練習曲としてはとても魅力があります。
スターフィッシュは疾走感があり、弾いていて気持ちいい曲です。
コード進行を追いながら、右手でしっかりリズムを刻む練習にもなります。
ただし、こちらも最初から完コピを目指すと難しく感じるかもしれません。
まずはパワーコード中心で大まかな流れを弾けるようにして、慣れてきたらリフや細かいニュアンスや様々なフレーズに挑戦するのがおすすめです。
ELLEGARDENが好きな人には、かなりモチベーションの上がる1曲です。
Smells Like Teen Spirit / Nirvana
初心者おすすめ度:★★★☆
パワーコード再現度:★★★☆
難しいポイント:ミュート、リズムのノリ、音の強弱
Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」は、ロックギターの代表的な曲です。
イントロのシンプルだけどかっこいいリフはとても有名で、エレキギターを始めたら一度は弾いてみたいフレーズのひとつです。
押さえる形はシンプルですが、実際にかっこよく弾くには、ミュートやリズムのノリが大切です。
ただコードを鳴らすだけでなく、音を止めるところ、強く弾くところ、軽く弾くところの差を意識すると、かなり原曲らしくなります。
洋楽ロックに興味がある初心者にはおすすめです。
TAB譜付きの弾いてみた動画もアップしているので参考にしてみてください。
Basket Case / Green Day
初心者おすすめ度:★★★★
パワーコード再現度:★★★★
難しいポイント:テンポ、コードチェンジ、右手の持久力
Green Dayの「Basket Case」は、パンクロック系のパワーコード練習にぴったりの曲です。
パワーコード中心で構成されている部分が多く、弾けるようになるとかなり楽しいです。
ただし、テンポが速く、完全な初心者には少し難しく感じるかもしれません。
最初は原曲テンポで弾こうとせず、ゆっくりしたスピードから練習するのがおすすめです。
右手の持久力も必要になるので、パワーコードに慣れてきた人のステップアップ曲として良いと思います。
American Idiot / Green Day
初心者おすすめ度:★★★★
パワーコード再現度:★★★★
難しいポイント:音のキレ、テンポ、ブリッジミュート
Green Dayの「American Idiot」も、パワーコードの練習に向いている定番曲です。
リフ自体にパワーコード感があり、ロックらしい勢いを感じやすい曲です。
初心者にとっては、ブリッジミュートや音のキレを練習するのにも良いです。
ただジャカジャカ鳴らすだけではなく、音を止めるところを意識すると一気にかっこよくなります。
パンクロックが好きな人にはかなりおすすめです。
拝啓、少年よ / Hump Back
初心者おすすめ度:★★☆☆
パワーコード再現度:★★☆☆
難しいポイント:勢いと丁寧さのバランス、歌との合わせ方
Hump Backの「拝啓、少年よ」は、邦ロック好きの初心者におすすめしたい曲です。
勢いがありつつ、メロディーも印象的で、弾いていて気持ちの良い曲です。
パワーコード中心でも曲の雰囲気を楽しみやすく、女性ボーカルの邦ロックが好きな人にも刺さりやすいと思います。
ただし、勢いだけで弾くと雑になりやすいので、強弱やリズムをしっかり意識することが大切です。
「ロックっぽく弾きたいけど、メロディーの良い曲も好き」という人におすすめです。
初心者が最初に選ぶならどの曲?
10曲紹介しましたが、完全な初心者の方は、いきなり難しい曲に挑戦しすぎない方が良いです。
個人的には、次の順番がおすすめです。
| 順番 | 曲 | 理由 |
|---|---|---|
| 1曲目 | 小さな恋のうた | パワーコードで曲の形を作りやすい |
| 2曲目 | リンダリンダ | 勢いで楽しみやすい |
| 3曲目 | 曇天 | ロック感とリズム練習になる |
| 4曲目 | スターフィッシュ | 疾走感のある邦ロックに挑戦できる |
| 5曲目 | STAY GOLD / Dear My Friend | メロコアのステップアップ曲 |
最初から難しい曲に挑戦しても良いのですが、挫折しそうな場合は、まずシンプルな曲で「1曲弾けた」という感覚を作るのがおすすめです。
パワーコード曲を練習するときのコツ
パワーコードの曲を練習するときは、次のポイントを意識すると上達しやすいです。
最初から原曲テンポで弾かない
ロックやメロコアの曲は、テンポが速いものが多いです。
最初から原曲のスピードで弾こうとすると、コードチェンジが間に合わず、フォームも崩れやすくなります。
まずはゆっくりしたテンポで、正確に押さえることを意識しましょう。
左手より右手が大事なことも多い
パワーコードは押さえる形がシンプルなので、左手だけ見ると簡単そうに感じます。
でも、実際にかっこよく弾くには右手がかなり重要です。
- ピッキングの強さ
- ブリッジミュート
- 音を止めるタイミング
- リズムの安定感
このあたりで、曲のかっこよさが大きく変わります。
完コピよりもまずは1曲通す
初心者のうちは、細かいフレーズまで完璧に弾こうとしなくても大丈夫です。
もちろん最終的には原曲に近づけていくのも楽しいですが、最初はまず、曲の流れを止まらずに弾くことを目標にしましょう。
1曲通して弾けるようになると、ギターは一気に楽しくなります。
リフやソロが難しい曲はバッキングだけでもOK
STAY GOLDやDear My Friendのように、印象的なリフがある曲、または拝啓、少年よのようにギターソロのあるは最初から全部弾こうとすると難しいです。
そういう曲は、まずパワーコードのバッキングだけで楽しむのも全然ありです。
リフやソロは後から少しずつ練習すれば大丈夫です。
練習にあると便利なもの
ここからは、ギターの練習にあると便利なものを紹介します。
ギター初心者の方は、最低限このあたりがあると練習しやすいです。
エレキギターセット
パワーコードでロックな曲を楽しむなら、やはりエレキギターがおすすめです。
アコギでもパワーコードは弾けますが、ロックっぽい音を出すならエレキギターの方が雰囲気が出しやすいです。
初心者の方は、最初から高すぎるギターを買う必要はありません。
まずは弾きやすく、チューニングが安定していて、見た目が気に入るものを選ぶと良いと思います。
初心者向けエレキギターセットはこちら
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST250 ギター入門セット Rich Black

おすすめの初心者向けギター
YAMAHA ( ヤマハ ) / Pacifica112V OVS エレキギター パシフィカ

ギターアンプ
パワーコードの楽しさは、アンプで歪ませたときにかなり感じやすいです。
小さめの自宅練習用アンプでも、歪みサウンドが出せるものなら十分楽しめます。
最近はヘッドホン対応のアンプも多いので、家で大きな音を出せない人にもおすすめです。
自宅練習におすすめのギターアンプはこちら
BOSS ( ボス ) / KATANA-MINI ギターアンプ

ピック
パワーコードを弾くなら、ピック選びも意外と大切です。
薄すぎるピックだと音が軽くなりやすく、厚すぎると初心者には扱いにくい場合があります。
滑り止めがついていて安定して持ちやすいものもあります。
最初は0.8mm〜1.0mm前後のピックをいくつか試してみるのがおすすめです。
大きさも様々なので自分に合う、使いやすいものを見つけていきましょう。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX PITCH BLACK JAZZ III GUITAR PICK 1.00
チューナー
チューニングがズレていると、どれだけ正しく押さえても気持ちよく聞こえません。
初心者のうちこそ、毎回チューニングする習慣をつけましょう。
クリップチューナーは手軽に使えるので、最初の1個におすすめです。
YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー
バンドスコア・楽譜
今回紹介した曲をしっかり練習したい場合は、バンドスコアや楽譜を用意するのもおすすめです。
ネット上の情報だけでも練習はできますが、正確な構成や細かいフレーズを確認したい場合は、スコアがあると便利です。
Hi-STANDARDやELLEGARDENの曲は、リフや細かいフレーズも魅力なので、慣れてきたらスコアを見ながら練習すると良いと思います。
【ゆうパケット発送・送料無料】【バンドスコア】Hi-STANDARD/MAKING THE ROAD 価格:3003円 |
【ゆうパケット・送料無料】○【楽譜】【バンドスコア】ELLEGARDEN/Pepperoni Quattro 価格:2860円 |
まとめ:パワーコードは初心者がロックを楽しむ近道
今回は、パワーコード中心で弾けるおすすめ曲を10曲紹介しました。
パワーコードは、初心者がロックギターの楽しさを感じるうえでかなり心強い存在です。
普通のコードがうまく鳴らなくても、パワーコードなら曲っぽく弾けることがあります。
もちろん、曲によってはリフや細かいフレーズが難しいものもあります。
でも最初から完璧に弾けなくても大丈夫です。
まずはパワーコード中心で曲の流れを楽しむ。
慣れてきたら、少しずつリフやブリッジミュート、細かいニュアンスに挑戦する。
この流れで練習すれば、ギターはどんどん楽しくなっていきます。
ぜひ、今回紹介した曲の中から気になる1曲を選んで、挑戦してみてください。








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