子ども用ギターの選び方|年齢・身長別サイズと初心者におすすめのモデル

ギターのこと

※本記事には広告リンクが含まれます。商品は、ギター講師としての経験と子どもの持ちやすさを基準に紹介しています。

「子どもがギターを始めたいと言っているけれど、どのサイズを選べばいい?」

「ミニギターと普通のギターは何が違うの?」

子ども用のギターを探していると、1/2サイズ、3/4サイズ、ミニギター、ショートスケールなど、さまざまな表記が出てきます。

見た目だけでは、子どもの身体に合うのか判断しにくいですよね。

私は現在、ギター講師として初心者や子どもにギターを教えています。

子どものギター選びで大切なのは、年齢だけで決めることではありません。

  • 構えたときに身体が苦しくない
  • 左手が無理なくネックに届く
  • ギターが重すぎない
  • 子ども自身が弾いてみたいと思える

この4つが重要です。

この記事では、年齢・身長別のサイズ目安から、ギターの種類、おすすめモデル、最初に必要な道具まで分かりやすく紹介します。

  1. 先に結論|子ども用ギターはスケールと持ちやすさで選ぶ
  2. 子どもは何歳からギターを始められる?
    1. 4〜5歳頃は音を出して遊ぶ
    2. 6歳頃から短い曲にも挑戦できる
  3. 年齢・身長別|子ども用ギターサイズの目安
  4. ギターを試すときに確認したい5つのポイント
    1. 1.左手が1フレットまで届く
    2. 2.ギターを抱えたときに右肩が上がらない
    3. 3.ネックを握り込まなくても支えられる
    4. 4.座ったときにギターがずれない
    5. 5.子ども自身が気に入っている
  5. ミニギターと通常サイズの違い
  6. エレキ・アコギ・クラシックはどれがおすすめ?
    1. エレキギターが向いている子
    2. アコースティックギターが向いている子
    3. クラシックギターが向いている子
  7. 安すぎる子ども用ギターには注意する
  8. 子ども用ギターのおすすめモデル3選
    1. 1.PLAYTECH ST025|費用を抑えてエレキを始めたい
    2. 2.Squier Mini Stratocaster|ロックが好きな子どもにおすすめ
    3. 3.YAMAHA JR2|童謡や弾き語りを楽しみたい
  9. ギターと一緒に用意したいもの
    1. クリップチューナー
    2. 柔らかめのピック
    3. エレキギターにはアンプとシールドが必要
  10. 子ども用ギターについてよくある質問
    1. 成長を考えて最初から通常サイズを買ってもよいですか?
    2. ミニギターは大人になったら使えませんか?
    3. ネット通販だけで購入しても大丈夫ですか?
    4. 初心者セットを買えばすぐに始められますか?
    5. 子どもが弦を痛がる場合はどうすればよいですか?
  11. まとめ|今の子どもが持ちやすいギターを選ぼう

先に結論|子ども用ギターはスケールと持ちやすさで選ぶ

子ども用ギターを選ぶときは、「何歳用」と書かれているかだけでなく、スケールを確認しましょう。

スケールとは、ギターの弦が実際に振動する部分の長さです。

一般的なギターは約628〜648mmですが、子ども向けのミニギターでは約480〜580mm程度のモデルが多くなります。

スケールが短くなると、

  • フレット同士の間隔が狭くなる
  • 左手を大きく広げなくてよい
  • 弦を押さえやすく感じやすい
  • ギター全体も小さくなる

というメリットがあります。

ただし、同じスケールでもボディーの大きさや重さはモデルによって違います。

最終的には、実際に構えたときの持ちやすさも確認してください。

子どもは何歳からギターを始められる?

ギターを始められる年齢に、明確な決まりはありません。

ギターに興味を持ち、弦を1本鳴らして楽しめるなら、4〜5歳頃からでも始められます。

ただし、小さな子どもの場合は「練習」というより、まずはギターを使った遊びとして始めるのがおすすめです。

4〜5歳頃は音を出して遊ぶ

4〜5歳頃は、コードや正しいフォームを覚えさせる必要はありません。

  • 開放弦を1本鳴らす
  • 親子で歌いながら音を出す
  • 人差し指で1か所だけ押さえる
  • 好きな色や形のギターを持ってみる

このくらいから始めて大丈夫です。

練習時間も1〜5分程度で構いません。

「ギターから音が出た」という体験を作ることを優先しましょう。

6歳頃から短い曲にも挑戦できる

6歳前後になると、説明を聞きながら弦やフレットを確認できる子どもが増えてきます。

最初からコードを練習するのではなく、

  • きらきら星
  • かえるのうた
  • チューリップ
  • ゆかいな牧場

などを、指1本・単音から弾いてみるのがおすすめです。

子どもが最初に挑戦しやすい曲は、以下の記事で紹介しています。

年齢・身長別|子ども用ギターサイズの目安

子どもの成長には個人差がありますが、最初に試すサイズの目安は次のとおりです。

年齢の目安身長の目安スケールの目安選び方
4〜6歳115cmくらいまで480〜540mm小型ギターを中心に探す
6〜9歳110〜135cm520〜580mm1/2サイズやミニギター
9〜12歳130〜150cm570〜610mm3/4サイズやショートスケール
12歳以上145cm以上610〜650mm小さめの通常モデルも候補

年齢や身長の範囲が重なっているのは、腕の長さや手の大きさによって適切なサイズが変わるためです。

同じ小学1年生でも、

  • 身長
  • 腕の長さ
  • 手の大きさ
  • 体格
  • 座って弾くか立って弾くか

によって、持ちやすいギターは変わります。

表はあくまで、試すモデルを絞るための目安として使ってください。

ギターを試すときに確認したい5つのポイント

可能であれば、購入前に子ども自身にギターを構えてもらいましょう。

確認したいポイントは次の5つです。

1.左手が1フレットまで届く

ギターを構えた状態で、左手が無理なく1フレット付近まで届くか確認します。

腕をいっぱいに伸ばさなければ届かない場合は、ギターが大きすぎる可能性があります。

2.ギターを抱えたときに右肩が上がらない

アコースティックギターはボディーに厚みがあります。

ギターを抱えたときに右肩が大きく上がっている場合は、身体に対してボディーが大きすぎるかもしれません。

3.ネックを握り込まなくても支えられる

ギターが重かったり安定しなかったりすると、左手でネックを強く握って支えようとします。

左手は弦を押さえるために使うため、ギター本体は身体と右腕で安定させるのが基本です。

4.座ったときにギターがずれない

椅子に座って構えたときに、ギターが膝から滑り落ちないかも確認しましょう。

小さな子どもには、座面が高すぎない椅子や足台を用意すると安定しやすくなります。

5.子ども自身が気に入っている

サイズやスペックだけでなく、子ども自身がそのギターを気に入っているかも重要です。

  • 好きな色
  • 憧れているギタリストと似た形
  • ロックっぽい見た目
  • 木の温かみがあるデザイン

「このギターを弾きたい」という気持ちは、練習を続ける大きな理由になります。

ミニギターと通常サイズの違い

ミニギターと通常サイズの主な違いを比較すると、次のようになります。

比較項目ミニギター通常サイズ
ネック短い長い
フレット間隔狭い広い
ボディー小さめ大きめ
重さ軽いモデルが多い重いモデルもある
子どもの持ちやすさ持ちやすい体格によっては大きい
音の響きややコンパクト豊かに響きやすい
長期間の使用成長後に買い替える場合がある大人になっても使いやすい

「すぐに成長するから、最初から通常サイズを買った方がよいのでは?」

と考える方もいると思います。

しかし、大きすぎるギターを選ぶと、

  • 左手が届かない
  • 弦を押さえるだけで疲れる
  • 姿勢が崩れる
  • ギターを持つのが嫌になる

ということがあります。

将来まで使えるかだけでなく、今の子どもが楽しく弾けるかを優先して選びましょう。

エレキ・アコギ・クラシックはどれがおすすめ?

最初のギターは、必ずアコースティックギターでなければいけないわけではありません。

子どもが弾きたい音楽や、好きな見た目から選んでも大丈夫です。

エレキギターが向いている子

エレキギターは、ロックやバンドの曲を弾きたい子どもに向いています。

  • ロックやパンクが好き
  • バンドに憧れている
  • 歪んだギターの音を出したい
  • パワーコードを弾きたい
  • エレキギターの見た目が好き

という場合におすすめです。

エレキギターはボディーが薄く、ミニサイズなら小さな子どもでも構えやすいモデルがあります。

音を出すためには、アンプとシールドが必要です。

アコースティックギターが向いている子

アコースティックギターは、歌や童謡の伴奏、弾き語りをしたい子どもに向いています。

  • 親子で歌いながら弾きたい
  • アンプを使わず手軽に練習したい
  • 木の響きや見た目が好き
  • 弾き語りをしてみたい

という場合におすすめです。

ただし、通常サイズのアコギはボディーが大きく、スチール弦も硬く感じることがあります。

小さな子どもには、ボディーの小さいミニアコを選びましょう。

クラシックギターが向いている子

クラシックギターにはナイロン弦が張られています。

スチール弦より柔らかく感じやすいため、指先への負担を減らしたい場合には候補になります。

  • クラシックギターを習う
  • ナイロン弦の柔らかい音が好き
  • 指で弦を弾く練習をしたい
  • スチール弦を痛がる

という子どもに向いています。

一方で、クラシックギターはネックの幅が広めです。

「ナイロン弦だから必ず子どもに弾きやすい」とは限らないため、ネックを握ったときの感覚も確認してください。

安すぎる子ども用ギターには注意する

最初から高価なギターを買う必要はありません。

現在は、手頃な価格でも練習に使えるミニギターがあります。

ただし、価格だけで選ぶと、

  • チューニングがすぐに狂う
  • 弦高が高くて押さえにくい
  • フレットの端が手に当たる
  • ペグが回しにくい
  • ネックが反っている
  • 修理や調整を受けられない

といった問題が起こることがあります。

子どもは、ギターが弾きにくくても「楽器に問題がある」と判断できません。

「自分にはギターが弾けない」と思い、やめてしまう可能性があります。

価格だけでなく、

  • 楽器として調整できるか
  • 購入後の保証があるか
  • 返品や交換ができるか
  • 購入者のレビューがあるか

も確認しましょう。

子ども用ギターのおすすめモデル3選

ここからは、子どもの最初のギターとして選びやすいモデルを3本紹介します。

モデル種類スケール向いている子
PLAYTECH ST025エレキ570mm費用を抑えて始めたい
Squier Mini Stratocasterエレキ578mmロックやエレキが好き
YAMAHA JR2アコギ540mm童謡や弾き語りをしたい

1.PLAYTECH ST025|費用を抑えてエレキを始めたい

PLAYTECH ST025は、570mmスケールを採用したミニエレキギターです。

通常サイズのエレキギターよりネックとボディーが小さく、子どもが構えやすいサイズになっています。

おすすめしたいのは、

  • できるだけ費用を抑えたい
  • 子どもがギターを続けるか分からない
  • 最初からエレキギターを弾きたい
  • 好きな色のギターを選びたい

という家庭です。

ギター単体だけでなく、アンプや必要な小物が付いた入門セットもあります。

初めてエレキギターを購入する場合は、セット内容と単品購入の合計を比較してみましょう。

PLAYTECH ( プレイテック ) / ST025 RED 570mmスケール ミニギター PLAYTECH ( プレイテック ) / ST025 RED 570mmスケール ミニギター

2.Squier Mini Stratocaster|ロックが好きな子どもにおすすめ

Squier Mini Stratocasterは、フェンダー系のストラトキャスターを小さくしたミニエレキギターです。

スケールは578mmで、薄く軽量なボディーとCシェイプのネックが採用されています。

  • ロックやバンドが好き
  • ストラトキャスターに憧れている
  • 見た目にもこだわりたい
  • 小さくても本格的なエレキギターが欲しい

という子どもに向いています。

3つのピックアップと5段階の切り替えがあり、クリーンな音からロックらしい音まで幅広く楽しめます。

通常サイズのエレキギターへ移る前の最初の1本としても使いやすいモデルです。

SQUIER ( スクワイヤ ) / Mini Stratocaster – Black SQUIER ( スクワイヤ ) / Mini Stratocaster - Black

3.YAMAHA JR2|童謡や弾き語りを楽しみたい

YAMAHA JR2は、540mmスケールの小型アコースティックギターです。

アンプを接続しなくても音を出せるため、ギターを手に取ってすぐに練習できます。

  • 童謡を弾きたい
  • 親子で歌いながら練習したい
  • アンプを使わず手軽に始めたい
  • アコースティックギターの音が好き

という子どもにおすすめです。

通常サイズのアコギよりボディーが小さく、リビングなどに置いても場所を取りにくい点もメリットです。

ただし、スチール弦が張られているため、最初は指先が痛くなることがあります。

1回の練習時間を短くし、痛みを我慢させないようにしましょう。

YAMAHA ( ヤマハ ) / JR2 NT ミニアコ YAMAHA ( ヤマハ ) / JR2 NT ミニアコ

ギターと一緒に用意したいもの

ギター本体を購入したら、練習に必要な道具も確認しましょう。

最初からたくさん買う必要はありません。

最低限、次のものがあれば始められます。

クリップチューナー

ギターは、弾く前に毎回チューニングをします。

子どもや初心者には、ギターのヘッドに挟んで使うクリップ式チューナーがおすすめです。

YAMAHA YTC5は、小型で画面を確認しやすいクリップ式チューナーです。

エレキ、アコギ、クラシックギターのいずれにも使用できます。

YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー

柔らかめのピック

最初のピックは、0.6mm前後の少し柔らかいものがおすすめです。

硬いピックより弦に引っかかりにくく、軽い力でストロークできます。

子どもには、握る面積の広いトライアングル型も使いやすいです。

JIM DUNLOP TORTEX TRIANGLE 0.60mmは、適度な柔らかさがあり、3つの角を使えるため長く使えます。

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX TRIANGLE 0.60mm JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX TRIANGLE 0.60mm

エレキギターにはアンプとシールドが必要

エレキギターらしい音を出すには、アンプとシールドが必要です。

自宅練習用なら、大型アンプは必要ありません。

  • 小さな音でも歪ませられる
  • 操作が難しすぎない
  • ヘッドホンを接続できる
  • 家の中に置きやすい

というアンプを選びましょう。

VOX Pathfinder 10は10Wの小型アンプで、ヘッドホン/ラインアウト端子を搭載しています。

ロックらしい歪んだ音も作れるため、エレキギターを楽しく練習したい子どもに向いています。

VOX ( ヴォックス ) / PATHFINDER10 ギターコンボアンプ VOX ( ヴォックス ) / PATHFINDER10 ギターコンボアンプ

ギター初心者が最初に必要な道具については、以下の記事でも詳しく解説しています。

子ども用ギターについてよくある質問

成長を考えて最初から通常サイズを買ってもよいですか?

実際に構えてみて、無理なく弾けるなら通常サイズでも構いません。

ただし、腕を伸ばさないと1フレットに届かない、右肩が上がる、ギターが重くて安定しない場合は、ミニギターを選んだ方が練習しやすくなります。

将来使えるかよりも、今の子どもが弾きやすいかを優先しましょう。

ミニギターは大人になったら使えませんか?

ミニギターは大人でも使用できます。

自宅で気軽に弾いたり、持ち運び用として使ったりできるため、子どもが成長した後も無駄になるとは限りません。

ネット通販だけで購入しても大丈夫ですか?

ネット通販でも購入できますが、子どもの身体に合うか不安な場合は、楽器店で近いサイズのギターを試してから選ぶと安心です。

通販を利用する場合は、商品のサイズだけでなく、保証や返品・交換条件も確認してください。

初心者セットを買えばすぐに始められますか?

アンプ、シールド、チューナー、ピックなどが含まれているセットなら、購入後すぐに始めやすくなります。

ただし、セットによって内容が違います。

ギタースタンドやケースが含まれているかも確認しましょう。

子どもが弦を痛がる場合はどうすればよいですか?

練習時間を短くし、痛みを我慢させないようにしてください。

ギターの弦高が高すぎる場合や、サイズが合っていない場合も弦を押さえにくくなります。

強い痛みや傷がある場合は練習を休ませ、楽器店でギターの状態を確認してもらいましょう。

まとめ|今の子どもが持ちやすいギターを選ぼう

子ども用ギターは、年齢だけで決めるのではなく、

  • スケール
  • ボディーの大きさ
  • ギターの重さ
  • 左手の届きやすさ
  • 子どもが好きな音や見た目

を確認して選びましょう。

おすすめの選び方は、

  • 費用を抑えてエレキを始めるならPLAYTECH ST025
  • ロックやエレキの見た目が好きならSquier Mini Stratocaster
  • 童謡や弾き語りを楽しむならYAMAHA JR2

です。

ただし、最も大切なのは、有名なモデルや高価なギターを選ぶことではありません。

子どもが無理なく構えられて、「このギターを弾いてみたい」と思えることです。

ギターが決まったら、最初はコードではなく、指1本・単音で弾ける曲から始めてみましょう。

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