【TABあり】ELLEGARDEN「風の日」のギターの弾き方|パワーコード中心で初心者にもおすすめ

ギターのこと

ELLEGARDENの楽曲は基本的に、ボーカル&ギターの細美武士さんが弾くバッキングギターと、生形真一さんが弾くリードギターの2本で構成されています。

「風の日」も、原曲では2本のギターがそれぞれ違う役割を担当しています。

そのため、原曲から聞こえるすべてのギターフレーズを1人で同時に弾くことはできません。

しかし、細美さんのバッキングギターを中心にすると、初心者でもギター1本で曲を最後まで楽しむことができます。

使用するコードは、

  • C
  • F
  • G
  • Em
  • Am

の5種類。

バッキングギターはパワーコードを中心に弾くことができます。

さらに、この曲では、

  • ほぼ1コードで弾けるイントロリフ
  • Aメロのブリッジミュート
  • サビのパワーコード
  • ギターソロ中のハーフテンポ
  • 静かなアルペジオ

といった奏法を練習できます。

パワーコードを覚えた後、右手の弾き方をステップアップさせたい初心者におすすめの曲です。

この記事では、細美さんのバッキングを土台にしながら、曲の雰囲気を伝えるために必要なフレーズを取り入れた「ギター1本用の弾き方」を解説します。

「風の日」ではどちらのギターを弾けばいい?

ELLEGARDENの曲をコピーするときは、最初に自分がどちらのギターを弾くのか決めておきましょう。

目的おすすめのパート
まず1曲通して弾きたい細美さんのバッキング
歌いながら弾きたい細美さんのバッキング
パワーコードを練習したい細美さんのバッキング
リードフレーズやソロを弾きたい生形さんのリードギター
ギター1本で曲の雰囲気を出したい細美さんパートを基本に印象的なフレーズを追加

初心者の方には、細美さんのバッキングギターがおすすめです。

細美さんのパートだけでも、曲のコード進行とリズムを表現できます。

生形さんが弾くリードギターやギターソロは、バッキングで1曲弾けるようになった後に挑戦してみましょう。

「風の日」はギター初心者でも弾ける?

細美さんのバッキングを中心に弾く場合、「風の日」は初心者でも挑戦しやすい曲です。

項目難易度・特徴
使用コードC・F・G・Em・Am
イントロほぼ1コードで、人差し指だけを動かす
Aメロパワーコード+ブリッジミュート
サビパワーコード中心
ギターソロ部分バッキングはハーフテンポ
アルペジオ少し難しいが良い練習になる
総合難易度バッキング中心なら初心者向け

左手のコードフォーム自体は、それほど複雑ではありません。

この曲で重要なのは、右手の使い分けです。

Aメロではブリッジミュートで音を抑え、サビではパワーコードをしっかり鳴らします。

さらに、ギターソロ中はハーフテンポの大きなリズムに変化します。

同じパワーコードでも、右手の弾き方によって曲にメリハリをつける練習ができます。

「風の日」の曲構成

曲の構成は次のとおりです。

  1. イントロ
  2. Aメロ
  3. サビ
  4. 間奏
  5. 2番Aメロ
  6. 2番サビ
  7. ギターソロ
  8. アルペジオセクション
  9. ラストサビ
  10. アウトロ

各セクションで初心者が弾く内容を整理すると、次のようになります。

セクション初心者が弾く内容
イントロほぼ1コードの印象的なリフ
Aメロバッキングをブリッジミュートで弾く
サビ細美さんのパワーコード
間奏イントロと同じフレーズ
2番Aメロ1番と同じブリッジミュート
2番サビ1番サビと同じバッキング
ギターソロ細美さんのバッキングをハーフテンポで弾く
アルペジオギター1本用にアルペジオを弾く
ラストサビ細美さんのバッキング
アウトロイントロとほぼ同じフレーズ

Aメロとサビは、2番でも同じ内容を使います。

間奏とアウトロもイントロに近いフレーズなので、実際に覚えるパターンはそれほど多くありません。

使用する5つのパワーコード

「風の日」で使用するコードは、C・F・G・Em・Amです。

パワーコードで弾く場合は、次のように表記します。

元のコードパワーコード
CC5
FF5
GG5
EmE5
AmA5

パワーコードには、メジャーコードとマイナーコードを決める音が含まれていません。

そのため、EmはE5、AmはA5として、ほかのコードと同じ形で弾くことができます。

また、Fも通常のFコードではなくF5で弾けるため、すべての弦を人差し指で押さえるセーハは必要ありません。

Fコードがまだ押さえられない初心者でも挑戦できます。

イントロ|ほぼ1コードで弾けるギターリフ

「風の日」は、印象的なギターリフから始まります。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、左手はほぼ1つのコードフォームで弾くことができます。

コードフォーム全体を何度も変えるのではなく、基本の形を保ちながら人差し指だけを動かしてフレーズに変化をつけます。

イントロの練習方法

最初は右手を使わず、左手の動きだけを確認しましょう。

  1. 基本となるコードフォームを作る
  2. 人差し指を動かす場所を確認する
  3. 右手のピッキングを加える
  4. 1小節ずつ練習する
  5. イントロ全体をつなげる

Aメロに入る直前では、一度だけコードチェンジがあります。

イントロのリフに集中しすぎると、最後のコードチェンジが遅れやすいので注意しましょう。

Aメロ|ブリッジミュートでパワーコードを弾く

Aメロでは、細美さんのバッキングギターをブリッジミュートで弾きます。

【Aメロのコード進行】

F / G / C / C /

F / G / C / C /

F / G / C / Am /

F / G / C / C /

風の日AメロのTAB譜

ブリッジミュートとは?

ブリッジミュートとは、右手の手刀部分をギターのブリッジ付近に軽く触れさせながら弾く奏法です。

普通にパワーコードを鳴らすよりも、

「ズンズンズン」

という短く引き締まった音になります。

Aメロでは音を広げすぎず、ブリッジミュートによってバッキングを抑えることがポイントです。

ブリッジミュートがうまく鳴らない場合

右手を弦の上に深く置きすぎると、音が完全に消えてしまいます。

反対に、右手がブリッジ側に寄りすぎると、普通に弾いたときとあまり音が変わりません。

まずはパワーコードを繰り返し弾きながら、右手を少しずつ前後に動かしてみてください。

音程を残しつつ、低音が「ズン」と短く鳴る位置を探しましょう。

コードチェンジが難しい場合は、最初からブリッジミュートとコード移動を同時に練習する必要はありません。

  1. ブリッジミュートなしでコード進行を覚える
  2. 1つのコードだけでブリッジミュートを練習する
  3. コード進行とブリッジミュートを組み合わせる

この順番で練習すると弾きやすくなります。

ブリッジミュートはアンプにつないで確認しよう

ブリッジミュートの音の違いは、エレキギターをアンプにつながずに練習していると分かりにくいことがあります。

アンプを通すと、

  • 右手を置く位置
  • ミュートの強さ
  • 不要な弦のノイズ
  • サビでミュートを外したときの音の広がり

を確認しやすくなります。

自宅練習なら、大きなアンプは必要ありません。10〜20W程度の小型アンプや、ヘッドホンを接続できる練習用アンプが使いやすいでしょう。

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サビ|パワーコードをしっかり鳴らす

Aメロの後は、そのままサビに入ります。

【サビのコード進行】

F / G / C / Am /

F / G / Am / Am /

F / G / C / Am /

F / G / Am / Am /

Aメロではブリッジミュートで音を抑えていましたが、サビではパワーコードをしっかり鳴らして曲の勢いを出します。

この音の広がりの違いが、「風の日」のバッキングを弾くうえで大切なポイントです。

初心者の方は、まず8分音符のダウンピッキングだけで弾いても構いません。

細かなアクセントやピッキングの違いは、コードチェンジに慣れてから加えていきましょう。

右腕が疲れる場合は、ピックを強く握りすぎている可能性があります。

肩と手首の力を抜き、手首を小さく振るように弾いてみてください。

間奏|イントロと同じフレーズ

1番のサビが終わると、イントロと同じギターリフが再び登場します。

新しいフレーズを覚える必要はありません。

イントロで練習した、人差し指を動かすタイミングと、2番Aメロに入る直前のコードチェンジをもう一度確認しましょう。

2番Aメロ|1番と同じブリッジミュート

2番Aメロのバッキングは、1番Aメロと同じです。

コード進行だけでなく、ブリッジミュートを使った右手の弾き方も同じです。

1番で覚えた内容をそのまま繰り返しましょう。

2番では少し余裕が出てくると思うので、

  • ブリッジミュートの音が均等になっているか
  • コードチェンジの前後でリズムが崩れていないか
  • 右手に力が入りすぎていないか

も確認してみてください。

2番サビ|1番と同じバッキング

2番サビも、バッキングギターは1番サビと同じです。

ここまで弾ければ、イントロから2番サビまではほぼ完成です。

コード譜を見なくても弾けるようになるまで、Aメロとサビを繰り返してみましょう。

ギターソロ|細美さんはハーフテンポでバッキング

2番サビの後には、生形さんが弾くギターソロがあります。

原曲を完全に再現する場合は、生形さんのリードギターを練習します。

しかし、その後ろでは細美さんがバッキングギターを弾いているため、初心者はソロを弾かず、細美さんのバッキングを続けても問題ありません。

このセクションでは、バッキングがハーフテンポの弾き方に変化します。

【ギターソロ部分のコード進行】

Em / F / G / G /

Em / F / G / G /

Em / F / G / G /

Em / F / G / G /

生形さんのギターソロや、細美さんと生形さんの2本のギターを原曲どおりに弾き分けたい場合は、曲全体が掲載されたバンドスコアがあると便利です。

この記事では初心者が1曲を完奏できるよう、細美さんのバッキングを中心に解説しています。細かなリズムやリードギターまでコピーしたくなったら、次のステップとしてバンドスコアを活用してみてください。

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ハーフテンポとは?

ハーフテンポとは、曲自体のテンポを半分にするのではなく、半分の速さになったような大きなリズムで演奏することです。

それまで細かく刻んでいたバッキングから、音を長めに取った大きな弾き方へ切り替わります。

Aメロやサビと同じ感覚で細かく弾き続けるのではなく、リズムをゆったりと感じることがポイントです。

TAB譜にはフレットの位置だけでなく、音を伸ばす長さや休符も記載すると、ハーフテンポの違いが伝わりやすくなります。

最初はギターを持たず、音源に合わせて大きくリズムを取ってみましょう。

ハーフテンポの感覚をつかんでからコードを加えると弾きやすくなります。

アルペジオセクション

ギターソロの後には、アルペジオだけになる静かなセクションがあります。

アルペジオとは、コードの音を同時に鳴らすのではなく、1音ずつ順番に弾く奏法です。

ここまではパワーコード中心でしたが、このセクションでは右手で弾く弦を1本ずつ選ぶ必要があります。

アルペジオの練習方法

アルペジオは、左右の手を分けて練習しましょう。

  1. 左手のコードフォームだけを確認する
  2. 右手だけで弦を弾く順番を覚える
  3. 1小節ずつ左右の手を合わせる
  4. 遅いテンポでセクション全体をつなげる
  5. 少しずつ原曲の速さに近づける

どうしても難しい場合は、その場面で使われているコードを一度だけ鳴らし、音を伸ばす簡単アレンジでも構いません。

まずは曲を止めずにラストサビへ入ることを優先しましょう。

ラストサビ|再びパワーコードに戻る

静かなアルペジオセクションが終わると、ラストサビに入ります。

ここでは再び、細美さんのパワーコードによるバッキングに戻ります。

【ラストサビのコード進行】

F / G / C / Am /

F / G / Am / Am /

F / G / C / Am /

F / G /

F / G / C / Am /

F / G / Am / Am /

F / G / C / Am /

F / G / Am / Am /

F / G / C / C /

アルペジオから大きなパワーコードに切り替わる瞬間が、この曲を弾いていて特に気持ちのよいポイントです。

細かなミスを気にするよりも、勢いを止めずに最後まで弾き切ることを意識しましょう。

アウトロ|イントロとほぼ同じフレーズ

ラストサビの後は、イントロとほぼ同じフレーズを使ったアウトロに入ります。

イントロと同じ部分は、同じTAB譜を使用できます。

アウトロだけ異なる部分があれば、その部分だけを抜き出して掲載すると分かりやすくなります。

「風の日」を練習するおすすめの順番

初心者の方は、次の順番で練習するのがおすすめです。

  1. 5つのパワーコードを覚える
  2. 1つのコードでブリッジミュートを練習する
  3. Aメロのコード進行とブリッジミュートを組み合わせる
  4. サビのパワーコードを練習する
  5. イントロのリフを覚える
  6. ソロ中のハーフテンポを練習する
  7. 細美さんのバッキングで曲を通す
  8. アルペジオを追加する
  9. 最後に生形さんのギターソロへ挑戦する

最初から2本のギターを完全に再現しようとする必要はありません。

まずは細美さんのバッキングだけで曲を最後まで弾き、そこから少しずつ原曲に近づけていきましょう。

まとめ|右手の使い分けを練習できる1曲

ELLEGARDENの「風の日」は、細美武士さんのバッキングギターと、生形真一さんのリードギターの2本で構成されています。

初心者の方は、細美さんのバッキングから練習するのがおすすめです。

細美さんのパートでは、

  • 5種類のパワーコード
  • Aメロのブリッジミュート
  • サビでパワーコードを大きく鳴らす弾き方
  • ギターソロ中のハーフテンポ
  • セクションごとの強弱

を練習できます。

左手のコードフォームは比較的シンプルですが、右手の弾き方によって曲に変化をつける必要があります。

そのため、「風の日」はパワーコードを覚えた後のステップアップに向いている曲です。

まずは、

Aメロではブリッジミュート
サビではパワーコードをしっかり鳴らす
ギターソロ中はハーフテンポで大きく弾く

という3つの違いを意識してみましょう。

生形さんのアルペジオやギターソロは後回しでも構いません。

最初はバッキングを中心に、曲を最後まで弾き切ることを目標にしてみてください。

次に用意したい練習アイテム

「風の日」のようなロック曲を練習するときは、ギター本体以外にもチューナー・ピック・小型アンプがあると便利です。

必要なものと、初心者のうちは後回しでもよいものを以下の記事で整理しています。

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