※本記事には広告リンクが含まれます。商品選びは、初心者の使いやすさと、ギター講師としての経験をもとに紹介しています。
「Fコードが全然鳴らない」
「人差し指で全部の弦を押さえるなんて無理」
「Fコードができないから、ギターをやめたくなってきた」
ギター初心者が最初にぶつかりやすい大きな壁が、Fコードです。
結論から言うと、Fコードがすぐにできなくても大丈夫です。
むしろ、最初からきれいにFコードを鳴らせる人の方が少ないです。
Fコードは、初心者にとってかなり難しいコードです。
指の力、手の形、押さえる場所、ギターの弦高など、いろいろな要素が関係します。
なので、Fコードができないからといって、
「自分にはギターが向いていない」
と思う必要はありません。
この記事では、Fコードができない原因、押さえ方のコツ、省略フォーム、Fなしで弾ける曲を初心者向けに分かりやすく解説します。
無理にFコードだけを練習し続けるよりも、まずは弾ける形でギターを楽しんでいきましょう。
- Fコードができないのは初心者なら普通です
- Fコードができない主な原因
- 原因1:人差し指の押さえる位置が悪い
- 原因2:力を入れすぎている
- 原因3:親指の位置が安定していない
- 原因4:ギターの弦高が高い
- 原因5:いきなり完璧なFを目指している
- Fコードの基本フォーム
- Fコードを押さえるコツ
- 初心者は省略フォームのFから始めてOK
- Fmaj7で代用する方法
- ロック系ならパワーコードで代用するのもあり
- Fコード練習のおすすめメニュー
- Fコードができない時にやってはいけないこと
- Fなしで弾ける初心者向けの曲
- Fコード対策におすすめのアイテム
- FコードはいつかできればOK
- 次に読むおすすめ記事
- まとめ:Fコードができなくてもギターは続けられる
Fコードができないのは初心者なら普通です
まず最初に伝えたいのは、Fコードができないのは普通ということです。
Fコードは、ギター初心者にとってかなり難しいコードです。
理由は、人差し指で複数の弦をまとめて押さえる必要があるからです。
このように、1本の指で複数の弦を押さえる形をバレーコード、またはセーハといいます。
Fコードの場合、人差し指で1フレットをまとめて押さえながら、中指・薬指・小指でも別の弦を押さえます。
つまり、初心者にとっては、
- 人差し指が痛い
- 1弦や2弦が鳴らない
- 音がビビる
- 手首が疲れる
- 指の形が作れない
- コードチェンジが間に合わない
という問題が一気に出てきます。
なので、最初からFコードが鳴らなくても気にしなくて大丈夫です。
ギターを始めたばかりの頃は、Fコードより先にやるべきこともたくさんあります。
Fコードができない主な原因
Fコードができない原因は、単純に「指の力がないから」だけではありません。
主な原因は次の5つです。
- 人差し指の押さえる位置が悪い
- 力を入れすぎている
- 親指の位置が安定していない
- ギターの弦高が高い
- いきなり完璧なFを目指している
ひとつずつ見ていきましょう。
原因1:人差し指の押さえる位置が悪い
Fコードで一番難しいのは、人差し指です。
多くの初心者は、人差し指の腹でベタッと弦を押さえようとします。
しかし、指の腹で押さえると、弦がうまく押さえられず音が詰まりやすくなります。
Fコードを押さえる時は、人差し指の真正面ではなく、少し側面を使うイメージです。
人差し指をほんの少し横に倒して、硬い部分で弦を押さえると音が出やすくなります。
また、フレットから離れた場所を押さえると、音がビビりやすくなります。
1フレットを押さえる時は、1フレットの金属部分のすぐ手前を押さえましょう。
フレットの真上ではなく、少し手前です。
この位置で押さえるだけでも、必要な力はかなり減ります。
原因2:力を入れすぎている
Fコードが鳴らないと、つい力いっぱい押さえたくなります。
でも、力を入れすぎると逆に弾きにくくなります。
手全体が固まり、指が動きにくくなるからです。
特に初心者の方は、
「強く押さえれば鳴るはず」
と思いがちです。
しかし、ギターは力だけで鳴らす楽器ではありません。
大事なのは、
- フレットの近くを押さえる
- 指の角度を整える
- 親指で支える
- 必要な弦だけを鳴らす
ということです。
力任せに押さえるより、少ない力で鳴る場所を探す方が大事です。
指が痛い場合はこちらの記事も参考にしてみてください。
原因3:親指の位置が安定していない
Fコードでは、左手の親指の位置も大切です。
親指がネックの上に出すぎていたり、逆に下がりすぎていたりすると、人差し指に力が入りにくくなります。
Fコードを押さえる時は、親指をネックの裏側に置き、人差し指と親指でネックを軽く挟むようなイメージを持ちましょう。
ただし、強く握りしめる必要はありません。
親指は、あくまで支えです。
手のひら全体でネックを握り込むと、指が開きにくくなります。
最初は違和感があるかもしれませんが、Fコードを押さえる時は、少し手首を前に出して、指が立ちやすい形を作ると押さえやすくなります。
原因4:ギターの弦高が高い
Fコードがどうしても押さえられない場合、ギター本体の状態が原因になっていることもあります。
特に重要なのが弦高です。
弦高とは、弦と指板の距離のことです。
弦高が高いと、弦を押さえるために強い力が必要になります。
初心者が弦高の高いギターでFコードを練習すると、かなりつらいです。
もし、
- 1フレット付近を押さえるだけでかなり硬い
- コードを押さえると手がすぐ疲れる
- 他の人のギターより弾きにくい
- 弦を押さえると指が強く痛む
という場合は、楽器店で調整してもらうのがおすすめです。
初心者こそ、弾きやすい状態のギターを使った方がいいです。
「自分が下手だから弾けない」と思っていたら、実はギターが弾きにくい状態だった、ということもあります。
原因5:いきなり完璧なFを目指している
初心者の方が挫折しやすい原因は、いきなり完璧なFコードを目指してしまうことです。
もちろん、最終的にはきれいなFコードを弾けるようになると便利です。
でも、最初から全部の弦をきれいに鳴らす必要はありません。
まずは、
- 省略フォームで弾く
- 1弦と2弦だけ鳴らす
- Fmaj7で代用する
- パワーコードで弾く
- Fが出てこない曲を弾く
という形でも大丈夫です。
ギターは、できないコードをひたすら練習するより、弾ける形で曲を楽しむ方が続きやすいです。
Fコードの基本フォーム
一般的なFコードの形は、次のようになります。

Fコード
1弦:1フレット
2弦:1フレット
3弦:2フレット
4弦:3フレット
5弦:3フレット
6弦:1フレット
押さえる指の目安は、
人差し指:1フレットをまとめて押さえる
中指:3弦2フレット
薬指:5弦3フレット
小指:4弦3フレット
です。
ただし、これを最初から全部きれいに鳴らそうとするとかなり難しいです。
初心者の方は、まず次のような順番で練習してみてください。
Fコードを押さえるコツ
1. まずは人差し指だけで鳴らしてみる
いきなりFコード全体を押さえるのではなく、まずは人差し指だけで1フレットを押さえてみましょう。
この時、全部の弦を完璧に鳴らす必要はありません。
まずは1弦と2弦が鳴るか確認します。
Fコードで特に大事なのは、1弦と2弦です。
最初は6本全部を鳴らそうとせず、細い弦側から確認していきましょう。
2. 人差し指を少し横に倒す
人差し指は、指の腹で押さえるより、少し側面を使った方が押さえやすいです。
指をまっすぐベタッと置くのではなく、少しだけ横に倒します。
すると、指の硬い部分で弦を押さえられるので、音が出やすくなります。
3. フレットの近くを押さえる
Fコードは1フレットを押さえるので、少し力が必要です。
だからこそ、フレットの近くを押さえることが大事です。
フレットから遠い場所を押さえると、音がビビりやすくなります。
ビビるからさらに力を入れる。
さらに指が痛くなる。
という悪循環になりやすいです。
少ない力で鳴る場所を探しましょう。
4. 右手で鳴らす弦を減らす
Fコードは6本すべて鳴らす形ですが、初心者のうちは全部鳴らさなくても大丈夫です。
まずは1〜4弦だけを鳴らしてみましょう。
低音の5弦・6弦まできれいに鳴らそうとすると難易度が上がります。
最初は小さなFから始めればOKです。
5. コードチェンジはゆっくりでOK
Fコード単体で鳴らせても、曲の中で使うと急に難しくなります。
CからF、GからF、AmからFなど、コードチェンジが入ると指が追いつかなくなります。
最初はテンポをかなり落として練習しましょう。
原曲の速さで弾こうとしなくて大丈夫です。
止まらずにゆっくり弾ける方が大事です。
初心者は省略フォームのFから始めてOK
Fコードができない方は、まず省略フォームから始めるのがおすすめです。
いきなり6本すべてを押さえるFではなく、少ない弦だけを使うFです。
省略Fコード:まずはこれでOK
初心者におすすめなのが、1〜4弦だけを使うFコードです。

省略Fコード
1弦:1フレット
2弦:1フレット
3弦:2フレット
4弦:3フレット
5弦:弾かない
6弦:弾かない
押さえる指は、
人差し指:1弦1フレット、2弦1フレット
中指:3弦2フレット
薬指:4弦3フレット
です。
この形なら、6弦すべてを押さえるFよりかなり簡単です。
まずはこの省略Fで曲を弾いても大丈夫です。
Fmaj7で代用する方法
もうひとつ初心者におすすめなのが、Fmaj7です。

Fmaj7
1弦:開放弦
2弦:1フレット
3弦:2フレット
4弦:3フレット
5弦:弾かない、または3フレット
6弦:弾かない
Fmaj7は、Fコードと完全に同じ響きではありません。
少しおしゃれで柔らかい響きになります。
ただ、曲によってはFの代わりに使っても大きな違和感がない場合があります。
特に弾き語りや練習段階では、Fmaj7で代用してもOKです。
「Fができないから曲が弾けない」と止まるくらいなら、まずはFmaj7で進めましょう。
ロック系ならパワーコードで代用するのもあり
エレキギターでロック系の曲を弾きたい場合は、パワーコードを使うのもおすすめです。
パワーコードは、少ない音だけでロックっぽく鳴らせるコードです。
たとえばFのパワーコードなら、
Fパワーコード
6弦:1フレット
5弦:3フレット
という形で弾けます。

全部の弦を押さえるFコードより、かなりシンプルです。
ロックやパンク系の曲なら、パワーコードだけで雰囲気を出せることも多いです。
Fコード練習のおすすめメニュー
Fコードは、長時間まとめて練習するより、短時間で少しずつ慣れる方がおすすめです。
指が痛くなるまで何十分も練習する必要はありません。
1日5分メニュー
1分:チューニング
1分:省略Fを押さえる
1分:Fmaj7を押さえる
1分:C → Fmaj7 をゆっくり繰り返す
1分:好きな曲を少し弾く
最初はこれくらいで十分です。
Fコードだけを練習して終わると、ギターがつまらなく感じやすいです。
最後は必ず、自分が好きな曲や簡単に弾ける曲を弾いて終わるのがおすすめです。
CからFへのコードチェンジ練習
Fコードの練習でおすすめなのが、CからFへのコードチェンジです。
CコードとFコードは一緒に出てくることが多いです。
最初は省略FでOKです。
C → 省略F → C → 省略F
この流れをゆっくり繰り返します。
ポイントは、テンポを上げないことです。
まずは止まらずに押さえ替えることを目標にしましょう。
AmからFへのコードチェンジ練習
次におすすめなのが、AmからFへのコードチェンジです。
Am → Fmaj7 → Am → Fmaj7
この流れは、指の動きが比較的少ないので練習しやすいです。
いきなりフルのFコードにいくより、Fmaj7を使って練習すると挫折しにくいです。
Fコードができない時にやってはいけないこと
Fコードができない時に、やってはいけないこともあります。
痛みを我慢して練習し続ける
指が痛いのに、無理してFコードを押さえ続けるのはおすすめしません。
軽い痛みなら初心者にはよくありますが、強い痛みがある場合は休んでください。
特に、指先ではなく手首や関節が痛い場合は注意が必要です。
ギターは根性で押さえ続けるより、無理なく続ける方が上達します。
Fコードができるまで曲を弾かない
これもよくありません。
Fコードができないからといって、曲を弾いてはいけないわけではありません。
むしろ初心者のうちは、Fコードが出てこない曲や、Fを省略できる曲を弾いて楽しむ方が大事です。
曲を弾く楽しさがあるから、練習も続きます。
高すぎる目標を立てる
「1週間でFコードを完璧にする」
という目標は、初心者には少し厳しい場合があります。
Fコードは時間をかけて慣れていくものです。
1ヶ月、2ヶ月かけて少しずつ鳴るようになれば大丈夫です。
Fなしで弾ける初心者向けの曲
Fコードがまだできない方は、Fなしで弾ける曲から始めるのがおすすめです。
Fが出てこない曲や、パワーコードで弾ける曲なら、初心者でも楽しみやすいです。
小さな恋のうた / MONGOL800
エレキギター初心者におすすめしやすい定番曲です。
パワーコード中心で弾けるので、Fコードができなくてもロックっぽく楽しめます。
テンポは速いですが、最初はゆっくり弾けばOKです。
リンダリンダ / THE BLUE HEARTS
シンプルで勢いのあるロック曲です。
細かいテクニックよりも、まずは勢いよくコードを鳴らす楽しさを感じやすい曲です。
Fコードに苦戦している初心者でも、パワーコードで挑戦しやすいです。
曇天 / DOES
パワーコードでロックらしい雰囲気を出しやすい曲です。
コードの動きも比較的分かりやすく、エレキギター初心者の練習曲として相性が良いです。
Stand By Me
ゆったりしたテンポで練習しやすい曲です。
コード進行も分かりやすく、初心者がコードチェンジに慣れる練習に向いています。
アコギでもエレキでも練習しやすい曲です。
きらきら星
子どもや完全初心者にもおすすめしやすい曲です。
Fコード以前に、まずギターで音を出す楽しさを感じたい方に向いています。
Fコード対策におすすめのアイテム
Fコードができない原因は、練習不足だけではありません。
道具を見直すことで、かなり弾きやすくなる場合もあります。
細めの弦
指が痛い方や、弦を押さえるのがつらい方は、まず弦を見直すのがおすすめです。
エレキギターなら09-42、アコースティックギターならエクストラライトやカスタムライトあたりを試すと、押さえやすくなる場合があります。
ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Super Slinky #2223

クリップチューナー
チューニングがズレていると、コードを押さえても気持ちよく響きません。
初心者の方は、見やすいクリップチューナーを1つ持っておくと安心です。
YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー
カポタスト
曲によっては、カポタストを使うことで簡単なコードフォームに置き換えられる場合があります。
弾き語りをしたい方や、アコースティックギター初心者には持っておくと便利なアイテムです。
KYSER ( カイザー ) / KGEB
ギタースタンド
Fコードは1日で急にできるようになるものではありません。
毎日少しずつギターに触ることが大切です。
ギターをケースにしまいっぱなしにすると練習のハードルが上がるので、スタンドに立てておくのがおすすめです。
PLAYTECH ( プレイテック ) / GSH1 吊下式ギタースタンド
初心者向け教則本・オンライン講座
独学で何を練習すればいいか分からない方は、初心者向けの教則本やオンライン講座を1つ使うのもありです。
ただし、何冊も買う必要はありません。
まずは1つに絞って、順番に進める方が迷いにくいです。
宇宙一やさしい エレキギターはじめました CD DVD付 ヤマハミュージックメディア 価格:1980円 |
FコードはいつかできればOK
Fコードは、たしかに大事なコードです。
弾けるようになると、弾ける曲の幅はかなり広がります。
でも、初心者のうちに完璧にできなくても大丈夫です。
省略Fでもいい。
Fmaj7でもいい。
パワーコードでもいい。
Fが出てこない曲を弾いてもいい。
大事なのは、Fコードができないことを理由にギターをやめないことです。
ギターは、続けていれば少しずつ指が慣れていきます。
最初は鳴らなかったFコードも、ある日少しずつ音が出るようになります。
焦らず、短い時間でいいので続けていきましょう。
次に読むおすすめ記事
Fコードができなくて悩んでいる方は、まずは指の痛み対策や練習メニューを見直すのがおすすめです。
ロックっぽく曲を弾きたい方は、パワーコードから始めるのもおすすめです。
まとめ:Fコードができなくてもギターは続けられる
Fコードは、ギター初心者にとって大きな壁です。
でも、できないのは普通です。
最初からきれいに鳴らせなくても、落ち込む必要はありません。
Fコードができない時は、
- 人差し指の位置を見直す
- フレットの近くを押さえる
- 力を入れすぎない
- 省略Fから始める
- Fmaj7で代用する
- パワーコードを使う
- Fなしで弾ける曲を楽しむ
という方法があります。
ギター初心者にとって一番大事なのは、難しいコードを完璧に押さえることではありません。
ギターを嫌いにならずに続けることです。
Fコードは、続けていれば少しずつできるようになります。
焦らず、自分が弾ける形でギターを楽しんでいきましょう。










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