こんにちは。
今回は、Adoさんの「わたしに花束」のギターソロを、初心者向けに解説していきます。
このギターソロは、長さでいうと約12〜15秒ほど。
「ギターソロ」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、短いフレーズの中に、エレキギターらしいテクニックがギュッと詰まっています。
なので、
「長い曲を1曲まるごとコピーするのはまだ大変」
「でも、かっこいいギターソロを弾いてみたい」
「短いフレーズでエレキギターらしい練習をしたい」
という初心者の方には、かなりおすすめの練習フレーズです。
この記事では、Ado「わたしに花束」のギターソロについて、
- 初心者でも弾ける理由
- 使用するポジション
- 指使いの考え方
- チョーキング・スライド・プリングのポイント
- 50%、70%、原曲速度での練習方法
- このギターソロで身につく技術
を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
まずは演奏動画
まずはこちらの演奏動画をご覧ください。
約12〜15秒ほどの短いギターソロです。
長いソロではないので、初心者の方でも「まずはこの部分だけ頑張ってみよう」と思いやすいのが良いところです。
いきなり原曲速度で弾こうとすると難しく感じるかもしれませんが、ゆっくり分解して練習すれば十分チャレンジできます。
Ado「わたしに花束」のギターソロは初心者にもおすすめ
このギターソロが初心者におすすめな理由は、主に3つあります。
1. フレーズが短い
まず、ギターソロ自体がかなり短いです。
長いギターソロだと、覚えるだけでも大変です。
しかし、このソロは約12〜15秒ほどなので、初心者の方でも集中して練習しやすい長さです。
「1曲全部をコピーする」のではなく、まずは「短くてかっこいい部分だけ弾けるようにする」。
このやり方は、ギター初心者のモチベーションを保つ上でもかなり大事です。
2. エレキギターらしいテクニックが入っている
このギターソロには、エレキギターらしいテクニックがいくつか入っています。
- スライド
- チョーキング
- プリング
- ペンタトニック系のフレーズ
- 少し速めのフレーズ
どれも、ロックやポップスのギターソロでよく出てくる基本テクニックです。
つまり、このソロを練習すると、他の曲のギターソロにも応用しやすい技術が身につきます。
3. 15秒でも「弾けた感」がある
短いフレーズでも、ギターソロが弾けるようになるとかなり楽しいです。
コード弾きとは違って、メロディを自分の指で弾いている感覚があります。
初心者のうちは、長い練習よりも、
「短いけど、ちゃんとかっこいい」
「練習したら弾けるようになった」
という成功体験を増やすことが大事です。
その意味でも、このギターソロは練習にちょうどいいフレーズだと思います。
TABはこちら
今回のギターソロのTABはこちらです。

TABを見るときは、いきなり全部を通して弾こうとしなくて大丈夫です。
まずは、
- 前半
- 後半
- 難しい部分だけ
- 最後に全体をつなげる
という順番で練習するのがおすすめです。
使用するポジション
今回のギターソロは、主に高音弦を使って弾くフレーズです。
初心者の方は、まず「何フレットを押さえるか」だけでなく、
「今、自分がどのあたりのポジションにいるのか」
を意識してみてください。
ギターソロで大事なのは、1音1音をバラバラに見ることではありません。
近い場所にある音を、ひとつのかたまりとして覚えることです。
このソロでは、Fメジャースケールっぽい明るいフレーズから始まり、途中からDマイナーペンタトニック系のロックっぽいフレーズに変わっていきます。
難しく聞こえるかもしれませんが、まずは理論よりも、
「前半は明るい感じ」
「後半は少しロックっぽい感じ」
くらいの感覚で大丈夫です。
指使いのポイント
初心者の方がギターソロを練習するときに大事なのは、毎回同じ指使いで弾くことです。
なんとなく空いている指で弾いてしまうと、毎回フォームが変わってしまい、なかなか安定しません。
今回のソロでは、基本的に次のように考えると弾きやすいです。
- 低いフレット側:人差し指
- 真ん中のフレット:中指または薬指
- 高いフレット側:薬指または小指
特に初心者の方は、小指を使うかどうかで迷うことが多いと思います。
無理に小指を使わなくても弾ける場合は、薬指を使っても大丈夫です。
ただし、フレーズが速くなる部分では、指の移動が大きくなりすぎないように注意しましょう。
「楽に弾ける指使い」よりも、「何回弾いても同じように弾ける指使い」を選ぶのがおすすめです。
チョーキングのポイント
このギターソロでは、エレキギターらしいチョーキングが出てきます。
チョーキングは、弦を押し上げたり引き下げたりして音程を変えるテクニックです。
初心者の方がチョーキングで失敗しやすいポイントは、音程が上がりきらないことです。
チョーキングは、ただ弦を持ち上げればいいわけではありません。
「どの音まで上げるのか」を耳で確認することが大切です。
練習するときは、
- チョーキング後の目標音を先に弾く
- その音を耳で覚える
- チョーキングで同じ音程まで上げる
という流れで練習してみてください。
最初は音程がズレても大丈夫です。
何度も繰り返すうちに、少しずつ耳と指が慣れてきます。
スライドのポイント
スライドは、弦を押さえたまま指を横に移動させるテクニックです。
このソロでも、フレーズをなめらかにつなぐためにスライドが使われています。
スライドで大事なのは、移動先のフレットをしっかり狙うことです。
勢いだけで滑らせると、目的の音を通り過ぎたり、音が弱くなったりします。
初心者の方は、最初から速くスライドしようとしなくて大丈夫です。
まずはゆっくり、
「出発する音」
「到着する音」
を確認しながら練習してみてください。
プリングのポイント
プリングは、押さえている指を引っかけるように離して音を出すテクニックです。
ピッキングしなくても次の音が鳴るので、フレーズがなめらかになります。
ただし、初心者のうちはプリングの音が小さくなりやすいです。
指をただ離すだけではなく、少し弦を引っかけるように離すと音が出やすくなります。
ポイントは、力を入れすぎないことです。
強く引っかけすぎると、余計な弦が鳴ったり、音程が不安定になったりします。
最初はゆっくりでいいので、1音ずつ音がしっかり鳴っているか確認しましょう。
一番難しいのは速いフレーズ
このギターソロの中で一番難しいのは、後半に出てくる少し速いフレーズです。
ここは、いきなり原曲速度で弾こうとすると指が追いつきにくいです。
まずは速さよりも、音の順番を覚えることを優先しましょう。
おすすめの練習方法は、難しい部分だけを切り取って練習することです。
最初から最後まで通して弾こうとすると、毎回同じところで止まってしまいます。
難しい部分だけを何回も繰り返す方が、上達は早いです。
練習方法:まずは50%の速さで弾く
最初は、原曲の50%くらいの速さで練習しましょう。
この段階では、かっこよく弾く必要はありません。
大事なのは、
- 音の順番を間違えない
- 指使いを毎回同じにする
- 余計な弦を鳴らさない
- チョーキングの音程を確認する
ことです。
50%の速さで弾けないフレーズは、原曲速度ではほぼ弾けません。
まずはかなりゆっくりでいいので、確実に弾ける状態を作りましょう。
練習方法:70%でリズムに乗せる
50%である程度弾けるようになったら、次は70%くらいの速さで練習します。
70%になると、少し原曲の雰囲気に近づいてきます。
この段階では、音の正確さに加えて、リズムも意識しましょう。
ギターソロは、音が合っていてもリズムがズレると原曲っぽく聞こえません。
メトロノームや動画に合わせて、フレーズの入り方を確認してみてください。
特に、速いフレーズの前後でリズムが崩れやすいので注意です。
練習方法:最後に原曲速度へ
70%で安定して弾けるようになったら、最後に原曲速度に挑戦します。
原曲速度で弾くときは、力みすぎないことが大事です。
速く弾こうとすると、右手にも左手にも余計な力が入りやすくなります。
力が入ると、指が動きにくくなり、逆にミスが増えます。
原曲速度で弾くときほど、できるだけリラックスして弾きましょう。
もし原曲速度で崩れてしまう場合は、もう一度70%に戻って大丈夫です。
「戻る=失敗」ではありません。
ギター練習では、できる速さまで戻って、少しずつ上げていくのが一番確実です。
このギターソロで身につく技術
Ado「わたしに花束」のギターソロを練習すると、次のような技術が身につきます。
メロディを弾く力
コードだけでなく、単音のメロディを弾く練習になります。
ギターソロの基本は、1音1音をしっかり鳴らすことです。
チョーキングの音程感
チョーキングは、ロック系のギターソロではかなりよく使います。
このソロで練習しておくと、他の曲にも応用しやすいです。
スライドやプリングのなめらかさ
スライドやプリングが入ることで、フレーズが機械的ではなく、歌うように聞こえます。
エレキギターらしい表現を身につける練習になります。
ペンタトニック系フレーズの感覚
後半のフレーズでは、Dマイナーペンタトニック系のロックっぽい響きが出てきます。
ペンタトニックは、ロック、ブルース、ポップスなど、いろいろなジャンルで使われる定番の音使いです。
この感覚を覚えておくと、今後ギターソロをコピーするときにも役立ちます。
初心者がつまずきやすいポイント
最後に、初心者の方がこのソロでつまずきやすいポイントをまとめておきます。
音を伸ばすところが短くなる
ギターソロでは、速い部分だけでなく、音を伸ばす部分も大切です。
音を早く切りすぎると、フレーズがせかせかした印象になります。
伸ばす音は、しっかり最後まで伸ばしましょう。
チョーキングの音程が低い
チョーキングは、初心者のうちは音程が低くなりやすいです。
目標の音を確認しながら、少しずつ音程を合わせていきましょう。
速い部分だけ力んでしまう
難しい部分に入ると、急に力が入ってしまうことがあります。
力むと指が動きにくくなるので、速い部分ほどリラックスを意識しましょう。
通し練習ばかりしてしまう
最初から最後まで通してばかり練習すると、苦手な部分がなかなか改善されません。
ミスする場所が分かったら、そこだけを切り取って練習しましょう。
まとめ:15秒のギターソロでも十分練習になる
今回は、Ado「わたしに花束」のギターソロの弾き方を初心者向けに解説しました。
このソロは約12〜15秒ほどの短いフレーズですが、
- スライド
- チョーキング
- プリング
- 速いフレーズ
- メジャースケール
- ペンタトニック系フレーズ
など、エレキギターの練習に役立つ要素がしっかり入っています。
長い曲を1曲まるごと弾くのが大変な方でも、まずはこういう短いギターソロから挑戦するのはかなりおすすめです。
「15秒だけなら頑張れそう」
そう思えた方は、ぜひゆっくりの速度から練習してみてください。
短いギターソロをひとつ弾けるようになるだけでも、ギターはかなり楽しくなります。
ぜひ練習してみてください。
あわせて読みたい
ギター初心者の方は、こちらの記事も参考にしてみてください。






コメント