こんにちは。
今回は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの名曲 『リライト』 のギターについて、初心者向けに解説していきます。
『リライト』といえば、邦ロック好きなら一度は耳にしたことがある定番曲です。
疾走感のあるバンドサウンド、印象的なイントロ、勢いのあるサビ。
ギターを始めたばかりの方の中にも、
「リライトって初心者でも弾けるの?」
「イントロのフレーズが難しそう」
「オクターブ奏法って何?」
「サビはパワーコードで弾けばいいの?」
と思っている方は多いかもしれません。
結論から言うと、リライトはギターを始めたその日に簡単に弾ける曲ではありません。
ただし、パワーコードや単音フレーズに少し慣れてきた初心者の方が、次のステップとして挑戦するにはかなりおすすめの曲です。
この曲には、
- イントロのオクターブ奏法
- オクターブ奏法後に続く単音フレーズ
- パームミュートを使ったフレーズ
- バッキングのパワーコード
- 1サビ後のダブルストップを使ったリフ
- ハーフテンポになる部分
- Aメロのアルペジオ
といった、邦ロック系のギターでよく使われる要素がたくさん入っています。
つまり『リライト』は、ただ弾いて楽しいだけでなく、ロックギターの基礎をかなり学べる練習曲 でもあります。
この記事では、初心者の方に向けて『リライト』のギターの難易度や、練習する順番、イントロ・リフ・パワーコードの考え方をわかりやすく解説していきます。
リライトのギターは初心者でも弾ける?
まず最初に、リライトのギターが初心者向けかどうかについてです。
個人的には、リライトは 「完全初心者向け」ではなく、「初心者が次のステップとして挑戦する曲」 だと思っています。
たとえば、ギターを買ったばかりで、まだコードやパワーコードもあまり押さえられない状態だと、少し難しく感じるかもしれません。
特に難しいポイントは、やはりイントロです。
曲の出だしには、リライトを象徴するオクターブ奏法のフレーズがあります。
さらに、そのオクターブ奏法のあとには、単音で動くフレーズも続きます。
この、
オクターブ奏法で力強く入る
その後に単音フレーズで流れを作る
という組み合わせが、リライトのイントロらしさを作っています。
また、曲の途中にはパームミュートを使う部分や、1サビ後のリフ、ハーフテンポになる部分などもあります。
そのため、最初から原曲通りに完璧に弾こうとすると、少し大変です。
ただし、使われているテクニック自体は、決して上級者だけのものではありません。
特にオクターブ奏法は、押さえ方の感覚としてはパワーコードに近い部分もあります。
パワーコードに少し慣れてきた人なら、十分に挑戦できます。
つまりリライトは、
「リンダリンダ」や「小さな恋のうた」のようなシンプルなロック曲に慣れてきた人が、次に挑戦する曲
としてかなりおすすめです。
リライトはギターが複数重なっている曲
リライトを練習するときに、まず知っておきたいのが、この曲はギターが1本だけで完結している曲ではないということです。
原曲を聴くと、印象的なフレーズを弾いているギターと、曲全体を支えているギターが重なって聞こえます。
ざっくり分けると、
- 印象的なイントロやリフを弾くリードギター
- コード感や厚みを支えるバッキングギター
のような役割があります。
初心者の方がいきなり原曲のギターをすべて1人で再現しようとすると、かなり難しく感じると思います。
そのため、まずは自分がどちらを優先して弾きたいかを決めると練習しやすいです。
たとえば、
原曲らしさを出したいならリードギター寄り
曲全体を通して弾きたいならバッキングギター寄り
という考え方です。
リードギター寄りで弾くなら、イントロのオクターブ奏法や単音フレーズ、サビのオクターブフレーズ、1サビ後のリフなどが大事になります。
バッキングギター寄りで弾くなら、パワーコードやリズムの安定感が大事になります。
この記事では、初心者が1人で練習しやすいように、リードギターの印象的なフレーズと、バッキングギターのパワーコードの両方を紹介 していきます。
今回の記事で解説する部分
リライトのギターには、かなり多くの要素が入っています。
この記事では、初心者の方がリライトを弾くうえで大事になる以下の部分を中心に解説します。
- イントロのオクターブ奏法
- オクターブ奏法後に続く単音フレーズ
- パームミュートを使った単音フレーズ
- サビのオクターブフレーズとパワーコード
- 1サビ後のダブルストップを使ったリフ
- ハーフテンポになる部分
- Aメロのアルペジオ
特に大事なのは、イントロのオクターブ奏法+単音フレーズ です。
ここが弾けると、一気に「リライトを弾いている感」が出ます。
この記事では、イントロ・リフ・パワーコードを中心に解説していきます。
イントロはオクターブ奏法+単音フレーズが重要
リライトのイントロといえば、まず印象的なのがオクターブ奏法のフレーズです。
このフレーズを聴いただけで、
「あ、リライトだ」
とわかるくらい、曲の顔になっている部分だと思います。
ただし、リライトのイントロはオクターブ奏法だけで完結しているわけではありません。
オクターブ奏法のあとに、単音で動くフレーズが続きます。
この、
オクターブ奏法で力強く入る
その後に単音フレーズで流れを作る
という組み合わせが、リライトのイントロらしさを作っています。
そのため、初心者の方がリライトを練習する場合も、オクターブ奏法だけを練習するのではなく、余裕が出てきたらその後に続く単音フレーズまでセットで練習するのがおすすめです。
最初から全部をつなげて弾こうとすると難しく感じるかもしれません。
なので、
- オクターブ奏法の部分だけを練習する
- 単音フレーズだけを練習する
- 最後に2つをつなげる
という順番で練習するとわかりやすいです。


オクターブ奏法とは?
ここで、オクターブ奏法について簡単に説明します。
オクターブ奏法とは、簡単に言うと、同じ音名の低い音と高い音を同時に鳴らす奏法 です。
たとえば、低い「ド」と高い「ド」を同時に鳴らすようなイメージです。
ロックやパンク、メロコア、邦ロックではかなりよく使われる奏法で、単音よりも音に厚みが出ます。
パワーコードほど重たすぎず、単音よりも存在感があるので、メロディっぽいフレーズをロックらしく弾きたいときによく使われます。
リライトのイントロも、まさにこのオクターブ奏法が曲の印象を決めています。
ここは曲の顔とも言える部分なので、できれば省略せずに挑戦したいところです。
オクターブ奏法のコツ
オクターブ奏法で大事なのは、余計な弦を鳴らさないこと です。
オクターブ奏法では、押さえている2つの音だけを鳴らしたいので、間にある弦や周りの弦が鳴ってしまうと音が濁ります。
初心者の方は、最初から速く弾こうとせず、まずはゆっくりでいいので、
- 狙った音が鳴っているか
- 余計な弦が鳴っていないか
- 左手でしっかりミュートできているか
を確認しましょう。
特にリライトのような疾走感のある曲では、勢いで弾きたくなります。
しかし、最初はテンポよりも音の綺麗さを優先した方が上達しやすいです。
オクターブ奏法は一度覚えると、他の曲でもかなり使えます。
邦ロック、パンク、メロコア系の曲を弾きたい人は、ぜひここで身につけておきたいテクニックです。
単音フレーズのコツ
オクターブ奏法のあとに続く単音フレーズは、1音ずつしっかり弾く必要があります。
ここで大事なのは、音を雑に流さないこと です。
単音フレーズは、パワーコードのように勢いで鳴らすというより、狙った音をきちんと出すことが大切です。
初心者の方は、
- 左手の指をバタバタ動かしすぎない
- 右手で弾く弦をしっかり狙う
- 音が途切れないようにする
- 余計な弦を鳴らさない
- 最初は短く区切って練習する
このあたりを意識すると良いです。
単音フレーズは、最初は地味に感じるかもしれません。
しかし、こういった細かいフレーズが弾けるようになると、一気に「曲を弾いている感」が出ます。
リライトの場合も、イントロのオクターブ奏法だけでなく、その後の単音フレーズまで弾けるようになると、かなり原曲らしい雰囲気に近づきます。
パームミュート部分はイントロ後の単音フレーズの応用として練習しやすい
リライトには、パームミュートを使って弾くフレーズも出てきます。
パームミュートとは、右手の側面を軽く弦に当てながら弾いて、音を少し詰まったようにする奏法です。
普通にジャーンと鳴らすよりも、
ズンズン
ザクザク
としたロックらしい響きになります。
リライトのパームミュート部分は、イントロのオクターブ奏法のあとに出てくる単音フレーズに近い動きを、パームミュートしながら弾くようなイメージです。
そのため、完全に新しいフレーズとして覚えるというより、イントロ後の単音フレーズの応用として練習しやすい部分 だと思います。
練習するときは、
- まず普通に単音フレーズを弾く
- 右手の側面を軽く弦に当てる
- 音が詰まりすぎない位置を探す
- タイトに弾けるようにゆっくり練習する
という流れがおすすめです。
最初はパームミュートを強くかけすぎなくても大丈夫です。
音が完全に消えてしまう場合は、右手を少しブリッジ側にずらしてみましょう。
逆にミュート感が出ない場合は、少しだけ弦に触れる位置を調整してみましょう。
パームミュートが使えるようになると、リライトだけでなく、ロックやパンク、メロコア系の曲全般でかなり役立ちます。

サビはオクターブフレーズとパワーコードのどちらで弾く?
リライトのサビを練習するときに悩みやすいのが、
オクターブフレーズで弾くべきか
パワーコードで弾くべきか
という点です。
結論としては、どちらも正解 です。
ただし、役割が少し違います。
原曲らしいリードギターの印象を出したいなら、サビでもイントロと同じ系統のオクターブフレーズを意識すると良いです。
一方で、曲全体を1人で通して弾きたい場合や、バンドの中でバッキングギターを担当する場合は、パワーコードでコード感と勢いを支える弾き方もかなり大事です。
つまり、
リードギターとして弾くならオクターブフレーズ
バッキングギターとして弾くならパワーコード
という考え方です。
初心者の方が1人で練習する場合は、まずパワーコードでサビの流れをつかむのがおすすめです。

パワーコードとは?
ここで、パワーコードについても簡単に説明しておきます。
パワーコードとは、主にルート音と5度の音を鳴らすシンプルなコードの形です。
明るい、暗いといった響きが少なく、ロックらしい力強い音が出せるのが特徴です。
初心者がロック系の曲を弾くなら、まず覚えておきたいコードです。
リライトでも、バッキングギターとして曲を支える場合は、パワーコードの感覚がかなり大事になります。
すでにパワーコードを少し弾いたことがある人なら、サビ部分は比較的取り組みやすいと思います。
ただし、勢いだけで弾くとリズムが雑になりやすいです。
特にリライトのようなテンポ感のある曲では、右手のストロークが安定していないと、全体がバタバタして聞こえます。
サビをかっこよく弾くためには、
- 右手を止めずに振る
- リズムを一定にする
- 必要なところでしっかりミュートする
- 音を伸ばすところと切るところを意識する
このあたりが大事です。


1サビ後のリフはダブルストップを使った重要パート
リライトでは、1サビ後にも印象的なリフが出てきます。
この部分は、単音だけで弾くフレーズではなく、2弦と3弦を同時に鳴らすような複音フレーズ になっています。
こういった、2つの音を同時に鳴らす奏法は ダブルストップ と呼ばれます。
ダブルストップは、単音よりも音に厚みが出るのが特徴です。
パワーコードほど重たくはありませんが、単音よりも存在感があり、リードギターのフレーズとしてかなり使いやすいテクニックです。
リライトの1サビ後のリフも、このダブルストップの響きによって、曲の展開に勢いと印象を加えています。
初心者の方にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、使っている弦が主に2弦と3弦なので、ポジションを覚えれば比較的練習しやすい部分でもあります。
ポイントは、2本の弦を同時にきれいに鳴らすことです。
どちらか一方の音だけが大きくなりすぎたり、余計な弦が鳴ってしまったりすると、フレーズが濁って聞こえます。
練習するときは、
- まず左手の押さえる形を確認する
- 2弦と3弦だけを狙って弾く
- 余計な弦が鳴らないようにミュートする
- 最初はゆっくり弾く
- 慣れてきたら原曲のテンポに近づける
という流れがおすすめです。
特に右手は、2弦と3弦を狙って弾く必要があります。
ピックで弾く場合は、力を入れすぎず、軽く2本の弦をなでるような感覚で弾くと音がまとまりやすいです。
また、ダブルストップのフレーズでは、左手の指を押さえっぱなしにする部分と、動かす部分の切り替えも大事です。
最初から全部をつなげて弾こうとせず、短いまとまりごとに分けて練習しましょう。
この1サビ後のリフが弾けるようになると、リライトの再現度がかなり上がります。
イントロのオクターブ奏法、パームミュート部分、サビのフレーズに加えて、このダブルストップのリフまで弾けると、かなり「リライトを弾いている感」が出ると思います。

ハーフテンポになる部分はリズムの切り替わりを意識する
リライトの中には、テンポが遅くなったように感じる部分があります。
ここは、リズムの取り方が大きく変わる部分 と考えるとわかりやすいです。
それまで疾走感のある流れだったところから、急にゆったりしたノリに感じるため、初心者の方はタイミングを見失いやすいかもしれません。
ただ、フレーズ自体はそこまで複雑ではないと思います。
全体的には同じようなフレーズを使っているので、左手の動きだけで考えると比較的覚えやすい部分です。
ただし、この部分で注意したいのが、途中で音を切るように弾くところ です。
同じようなフレーズをただ流れで弾き続けるのではなく、途中で音を短く切るようなニュアンスが入ります。
ここを意識できると、ハーフテンポ部分のキレが出て、かなり原曲らしい雰囲気に近づきます。
逆に、音を伸ばしっぱなしにしてしまうと、リズムの切り替わりがぼやけて聞こえやすいです。
この部分を練習するときは、
- まずフレーズの形を覚える
- どこでノリが変わるのか確認する
- 音を伸ばすところと切るところを分ける
- 音を切るタイミングを原曲に合わせて確認する
- 右手だけでなく左手のミュートも使う
このあたりを意識しましょう。
初心者の方は、まず左手の力を少し抜いて音を止める感覚から練習するとわかりやすいと思います。
完全に音を消すというより、伸ばしっぱなしにしない という意識で大丈夫です。
ハーフテンポ部分がうまく弾けると、曲全体のメリハリが出ます。
リライトは勢いだけで押し切る曲ではなく、こういった展開の変化や音の切り方もかっこいいポイントです。

Aメロのアルペジオは余裕があれば押さえたいパート
リライトには、Aメロでアルペジオ風のフレーズも出てきます。
アルペジオとは、コードを一気にジャーンと鳴らすのではなく、1音ずつバラして弾く奏法です。
Aメロのアルペジオは、イントロのオクターブフレーズや1サビ後のリフほど目立つわけではありません。
なので、リライトらしさを出すうえで最優先というよりは、余裕があれば押さえておきたいパート という位置づけで良いと思います。
ただし、Aメロのアルペジオを丁寧に弾けると、曲の雰囲気はかなり良くなります。
サビの勢いとの対比も出るので、曲全体をきれいに聴かせたい人にはおすすめです。
初心者の方は、まずイントロ、サビ、1サビ後のリフなどを練習し、余裕が出てきたらAメロのアルペジオにも挑戦する流れで良いと思います。

初心者におすすめの練習順番
リライトを練習するときは、最初からすべてのギターパートを完璧にコピーしようとしなくて大丈夫です。
まずは曲の雰囲気をつかみやすい部分から練習して、少しずつ細かいフレーズに進んでいくのがおすすめです。
1. サビのパワーコードで曲の流れをつかむ
まずはサビのパワーコードから練習しましょう。
ここは曲の勢いを感じやすく、弾いていて楽しい部分です。
最初にサビが弾けるようになると、モチベーションも上がりやすいです。
ギター初心者にとって、「曲に合わせて弾けている感覚」はかなり大事です。
細かいフレーズから入るよりも、まずはパワーコードで曲の流れを掴む方が、挫折しにくいと思います。
2. イントロのオクターブ奏法を練習する
次に、リライトの顔とも言えるイントロのオクターブ奏法に挑戦します。
ここが弾けると、一気にリライトらしさが出ます。
最初はゆっくりで大丈夫です。
余計な弦を鳴らさないように、左手のミュートを意識しましょう。
3. イントロ後の単音フレーズを練習する
オクターブ奏法に慣れてきたら、その後に続く単音フレーズを練習します。
ここは1音ずつしっかり狙って弾くことが大切です。
最初は短く区切って、ゆっくり練習しましょう。
オクターブ奏法と単音フレーズを別々に練習してから、最後につなげると弾きやすいです。
4. パームミュートで単音フレーズを弾く
次に、パームミュートを使ったフレーズに挑戦します。
イントロ後の単音フレーズに近い動きなので、すでに練習したフレーズの応用として取り組みやすいと思います。
普通に弾く場合と、パームミュートをかけた場合で、音の違いを比べながら練習しましょう。
5. 1サビ後のダブルストップ・リフを練習する
次に、1サビ後のリフを練習します。
この部分は、2弦と3弦を同時に鳴らすダブルストップのフレーズです。
単音フレーズよりも音に厚みが出るので、弾けるとかなりリライトらしい雰囲気になります。
最初は2弦と3弦だけをきれいに鳴らすことを意識しましょう。
余計な弦が鳴ると音が濁ってしまうので、左手や右手で軽くミュートすることも大事です。
少しチャレンジ要素がありますが、ここが弾けるとかなりかっこいい部分です。
まずは短く区切って、ゆっくり確認しましょう。
6. ハーフテンポ部分のノリと音の切り方を確認する
ハーフテンポに感じる部分は、フレーズそのものよりもリズムの切り替わりが大事です。
加えて、この部分では途中で音を切るように弾くところがあります。
まずは原曲をよく聴いて、どこでノリが変わるのか、どこで音を切っているのかを確認しましょう。
フレーズ自体は大きく変わらないので、慣れてくると比較的取り組みやすい部分です。
ただし、音を伸ばしっぱなしにすると雰囲気がぼやけてしまうため、伸ばすところと切るところを分けて弾くことが大事です。
足でテンポを取りながら、音を切るタイミングまで意識して練習すると良いです。
7. Aメロのアルペジオを余裕があれば練習する
Aメロのアルペジオは、最初から完璧に弾けなくても大丈夫です。
イントロやサビ、リフなどがある程度弾けるようになってから、余裕があれば取り組むくらいでも良いと思います。
曲の雰囲気をより丁寧に出したい方は、ぜひ挑戦してみてください。
8. 原曲に合わせて通して弾く
各パートがある程度弾けるようになったら、最後に原曲に合わせて通して弾いてみましょう。
細かいミスを気にしすぎるより、まずは最後まで止まらずに弾くことを目標にすると良いです。
原曲に合わせることで、
- どこで音を切るのか
- どこで勢いを出すのか
- どのパートがまだ不安定なのか
- どこでノリが切り替わるのか
がわかりやすくなります。
慣れてきたら、YouTubeなどで再生速度を落として練習するのもおすすめです。
リライトが難しいと感じるポイント
初心者の方がリライトで難しいと感じやすいポイントは、主に次のような部分です。
イントロのオクターブ奏法と単音フレーズが意外と忙しい
リライトのイントロは、曲の印象としてはとてもキャッチーです。
しかし実際に弾いてみると、オクターブ奏法のあとに単音フレーズが続くため、左手の移動や右手のピッキングが意外と忙しく感じると思います。
特にオクターブ奏法に慣れていないと、余計な弦が鳴ってしまいやすいです。
さらに、その後の単音フレーズでは、1音ずつしっかり狙って弾く必要があります。
初心者の方は、まずオクターブ奏法だけを練習し、次に単音フレーズだけを練習して、最後に2つをつなげる流れがおすすめです。
最初はテンポを落として、音の移動を体に覚えさせましょう。
パームミュートの加減が難しい
パームミュートは、右手を弦に当てる位置によって音が変わります。
弦に強く触れすぎると音が詰まりすぎますし、離れすぎるとミュート感が出ません。
最初はちょうどいい位置を探すのが少し難しいと思います。
いきなり完璧にしようとせず、少しずつ音の変化を確認しながら練習しましょう。
サビで何を弾けばいいか迷いやすい
リライトのサビは、リードギターとして見るとオクターブフレーズが印象的です。
一方で、バッキングとして考えるとパワーコードで支える弾き方も大事です。
そのため、初心者の方は「どちらを弾けばいいの?」と迷うかもしれません。
まずはパワーコードで曲の流れをつかみ、慣れてきたらオクターブフレーズを入れるのがおすすめです。
バンドで演奏する場合は、リードギターとバッキングギターで役割を分けると良いです。
1サビ後のリフで指が追いつかない
1サビ後のリフは、曲の中でも印象的なパートです。
ただ、初心者の方にとっては、最初からスムーズに弾くのは少し難しいかもしれません。
まずは短く区切って、ゆっくり練習しましょう。
フレーズを一気に覚えようとせず、少しずつつなげていくのがポイントです。
ハーフテンポ部分で音を切るタイミングが難しい
ハーフテンポに感じる部分では、それまでの疾走感とは違うノリになります。
フレーズ自体は大きく変わらないため、左手の動きだけで見るとそこまで難しくないかもしれません。
ただし、途中で音を切るように弾くところがあるため、そこが注意ポイントです。
音を伸ばしっぱなしにすると、リズムのキレがなくなり、ハーフテンポ部分の雰囲気がぼやけてしまいます。
逆に、音を切るところをしっかり意識できると、曲の展開がかなり引き締まります。
最初は原曲をよく聴いて、
- どこで音を伸ばしているか
- どこで音を切っているか
- どこでノリが切り替わっているか
を確認しましょう。
押さえるフレーズだけでなく、音の長さ も意識すると、よりリライトらしい演奏に近づきます。
ギターが複数重なっていて1人では再現しにくい
リライトは、リードギターとバッキングギターが重なっている部分があります。
そのため、原曲で聞こえる音をすべて1人で弾こうとすると、混乱します。
初心者の方は、まず自分がどのパートを弾くのかを決めると練習しやすいです。
たとえば、
- まずはバッキング中心で曲を通して弾く
- 印象的なリードフレーズだけ部分的に練習する
という流れがおすすめです。
リライトを練習すると身につくこと
リライトを練習すると、いろいろなギターテクニックが身につきます。
特に初心者にとって大きいのは、次のような部分です。
- オクターブ奏法
- 単音フレーズ
- パワーコード
- パームミュート
- ダブルストップを使ったリフの練習
- ハーフテンポのリズム感
- アルペジオ
- 左手のミュート
- 右手のピッキング
- 曲全体を通して弾く力
リライトは、ただ有名だからおすすめというだけではありません。
1曲の中に、ロックギターでよく使う要素がかなり入っています。
この曲を練習することで、他のロック曲にも応用できる力が身につきます。
特に、オクターブ奏法、単音フレーズ、パームミュート、パワーコードの組み合わせは、いろいろなロック曲で使えます。
リライトが弾けるようになると、他の曲にも挑戦しやすくなるはずです。
リライトを弾くためにあると便利なもの
ここからは、リライトを練習するうえであると便利なものを紹介します。
エレキギター
リライトのようなロック曲を弾くなら、やはりエレキギターがおすすめです。
アコギでも練習できないことはありませんが、オクターブ奏法やパワーコード、歪ませたサウンドを考えると、エレキギターの方がかなり弾きやすいです。
特に初心者の方は、弦高が高すぎるギターだと押さえるのが大変になります。
最初の1本を選ぶなら、弾きやすさを重視したエレキギターを選ぶのがおすすめです。
YAMAHA PACIFICAシリーズ
初心者向けとして非常に人気。
- 弾きやすい
- 音作りしやすい
- 長く使える
という定番モデルです。

Squier by Fender
ロックやパンク好きにもおすすめ。
見た目もかっこよく、
初心者でもテンションが上がります。

アンプ
リライトらしいロック感を出すには、アンプも大事です。
エレキギターはアンプにつないで音を出すことで、本来の楽しさが出ます。
小さめの自宅練習用アンプでも、軽く歪ませるだけでかなり雰囲気が出ます。
最近はヘッドホンで練習できるアンプも多いので、自宅でも練習しやすいです。
BOSS ( ボス ) / KATANA-MINI ギターアンプ


ピック
リライトのようなロック曲では、ピック選びも意外と大事です。
柔らかすぎるピックだと、音の輪郭がぼやけやすいです。
個人的には、ロック系を弾くなら 0.8mm〜1.0mm前後 のピックが扱いやすいと思います。
もちろん好みもありますが、ある程度硬さのあるピックの方が、パワーコードやオクターブ奏法、単音フレーズを弾いたときに音がはっきり出やすいです。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX PITCH BLACK JAZZ III GUITAR PICK 1.00
チューナー
ギターを練習するなら、チューナーは必須です。
チューニングがズレていると、どれだけ正しく押さえても音が気持ち悪く聞こえてしまいます。
特にオクターブ奏法や単音フレーズは、音程のズレが目立ちやすいです。
練習前には必ずチューニングを合わせましょう。
YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー
初心者向けエレキギターセット
まずは上記のものがセットになっている、初心者向けのエレキギターセットで始めるのも良いと思います。
ギターを始めたばかりの頃は、機材の良し悪しよりも、
「実際に音を出して楽しむこと」
の方が大切です。
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST250 ギター入門セット Rich Black

バンドスコア・TAB譜
リライトをしっかり練習したい方は、バンドスコアやTAB譜を確認するのもおすすめです。
耳コピや動画だけでも練習はできますが、細かいポジションやフレーズを確認したい場合は、TAB譜があるとかなり便利です。
特に初心者の方は、どこを押さえればいいのか視覚的にわかるだけでも練習しやすくなります。
ただし、最初から譜面通りに完璧に弾こうとしなくても大丈夫です。
まずはこの記事で紹介したように、
- サビのパワーコード
- イントロのオクターブ奏法+単音フレーズ
- パームミュート部分
- 1サビ後のリフ
のように、重要な部分から少しずつ練習していきましょう。
楽譜 バンドスコア ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソルファ」[新装版] 価格:3300円 |
楽譜 バンドスコア ASIAN KUNG−FU GENERATION 「BEST HIT AKG」【メール便を選択の場合送料無料】 価格:3520円 |
リライトが難しい人におすすめの曲
リライトが少し難しいと感じる方は、まずはもう少しシンプルな曲から練習するのもおすすめです。
リンダリンダ / THE BLUE HEARTS
シンプルなロック曲から始めたい方には、THE BLUE HEARTSの『リンダリンダ』がおすすめです。
勢いのある曲ですが、リライトよりも構成がシンプルで、初心者でも挑戦しやすいです。
まずはロックを弾く楽しさを感じたい方にぴったりです。
小さな恋のうた / MONGOL800
パワーコードの練習曲としては、『小さな恋のうた』もかなりおすすめです。
バンド初心者の定番曲で、パワーコードを使ったロックバッキングの練習にぴったりです。
リライトのミュートやサビが難しいと感じる方は、先に小さな恋のうたでパワーコードやミュートに慣れておくのも良いと思います。
曇天 / DOES
アニソン系・邦ロック系が好きな方には、『曇天』もおすすめです。
リライトと同じく勢いのあるロック曲ですが、曲の構成としては比較的取り組みやすいです。
アニメきっかけでギターを始めた方にもおすすめしやすい1曲です。
スターフィッシュ / ELLEGARDEN
メロコアやパンク系の雰囲気が好きな方には、『スターフィッシュ』もおすすめです。
パワーコードを使った疾走感のあるギターを練習したい方に向いています。
シンプルに勢いを出しやすい曲なので、ロック系の右手の練習にもなります。
パワーコードをまだ知らない方へ
リライトを弾くうえで、パワーコードはかなり大事です。
もしまだパワーコードの押さえ方がよくわからない方は、先にパワーコードの基本を覚えておくと、リライトの練習がかなりスムーズになります。
パワーコードは、ロックギターの基本とも言えるコードです。
指の形も比較的シンプルで、初心者でも覚えやすいです。
リライトだけでなく、小さな恋のうた、リンダリンダ、曇天、スターフィッシュなど、いろいろな曲で使えます。
まとめ:リライトは初心者の次のステップにおすすめ
今回は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『リライト』のギターについて、初心者向けに解説しました。
リライトは、ギターを始めたその日に簡単に弾ける曲ではありません。
イントロのオクターブ奏法、そこに続く単音フレーズ、パームミュート部分、パワーコード、ダブルストップ、ハーフテンポになる部分など、初心者にとっては少し難しく感じるポイントもあります。
ただし、どれもロックギターを弾くうえでかなり役立つ要素です。
初心者の方は、まずサビのパワーコードで曲の流れをつかみ、次にイントロのオクターブ奏法と単音フレーズに挑戦するのがおすすめです。
そこから、パームミュート部分、ダブルストップのリフ、ハーフテンポ部分、アルペジオへと進んでいくと、無理なく上達しやすいと思います。
リライトは、少しずつできる部分を増やしていくことで、ギターの上達をかなり実感しやすい曲です。
特に、
- パワーコードに少し慣れてきた
- 邦ロックをかっこよく弾きたい
- オクターブ奏法に挑戦したい
- 単音フレーズやリフも練習したい
- パームミュートを覚えたい
- アジカンの曲を弾いてみたい
という方には、とてもおすすめです。
最初から全部を完璧に弾けなくても大丈夫です。
ぜひ少しずつ練習して、リライトらしい邦ロックギターの楽しさを味わってみてください。






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